中国FAカップ準決勝で北京国安7発圧勝 7年ぶり決勝進出
中国サッカー協会(CFA)カップの準決勝で北京国安が雲南ユークンを7-0で破り、7年ぶりとなる中国FAカップ決勝進出を決めました。中国サッカーの国際ニュースを日本語で追いたいファンにとって、内容もスコアもインパクトの大きい一戦となりました。
ホームで7得点、試合を動かした退場劇
試合は北京国安のホームで行われ、前半からホームチームが主導権を握りました。26分、フォワードのFabio Abreuが先制点を挙げると、そのわずか5分後に試合の流れを決定づける場面が訪れます。
Abreuがペナルティーエリア内で雲南ユークンのDF Andrei Burcaに倒され、このプレーでBurcaはレッドカード。一発退場となり、雲南ユークンは残り時間を10人で戦う苦しい展開になりました。
前半だけで3-0、サイド攻撃がさく裂
数的優位に立った北京国安は攻撃のギアを一段上げます。前半のうちにWang GangとGugaが追加点を奪い、スコアはあっという間に3-0に。いずれのゴールもSai Erjiniaoのパスから生まれており、彼の創造性が攻撃全体を活性化させたことがうかがえます。
この時点で試合の大勢はほぼ決し、雲南ユークンは守備の立て直しに追われる展開となりました。
後半も攻撃手を緩めず、わずか4分間で4ゴール
後半に入っても北京国安の勢いは衰えませんでした。特に試合終盤の74分から78分にかけては、まさにゴールラッシュと言える時間帯になります。
Lin Liangming、Jiang Wenhao、Zhang Xizhe、Zhang Yuningが立て続けにゴールネットを揺らし、スコアは一気に7-0へ。Zhang Yuningは自身も得点を決めただけでなく、その前に2本のアシストで味方のゴールを演出し、攻撃の中心として存在感を示しました。
7年ぶりの決勝、5度目のタイトルへ期待高まる
この勝利により、北京国安は7年ぶりに中国FAカップの決勝に駒を進めました。前回決勝に進出した2018年には、Shandong Taishanとの2試合合計スコアでアウェーゴールにより勝利し、大会4度目の優勝を飾っています。
今季の決勝ではHenanと対戦することになっており、試合は12月5日に蘇州で行われる予定とされていました。首都クラブとして知られる北京国安にとって、通算5度目のタイトル獲得へ向けた大きなチャンスと言えるカードです。
この一戦が示した北京国安の現在地
スコアだけを見れば圧倒的なワンサイドゲームですが、その裏には数的優位を確実に生かしきるゲーム運びの巧さがありました。チャンスを逃さず得点につなげた決定力、途中出場選手も含めて全員がゴールに絡んだ層の厚さは、決勝へ向けた明るい材料です。
一方で、カップ戦は一発勝負の難しさもあります。大勝の直後こそ冷静に相手を分析し、浮き足立たずに準備できるかどうかが、タイトル獲得の鍵となりそうです。
中国サッカーやアジアのフットボールに関心のある日本の読者にとって、この試合はクラブの力関係だけでなく、戦い方やメンタルの重要性を考えるきっかけにもなります。結果だけでなく、どのように勝ったのかに目を向けることで、国際サッカーを見る視点も一段深まっていきそうです。
Reference(s):
Beijing Guoan steamroll Yunnan Yukun 7-0 to reach Chinese FA Cup final
cgtn.com








