バレーボール女子世界選手権:中国がコロンビアに3-1で勝利し16強入り
国際バレーボール連盟(FIVB)女子世界選手権のプール戦で、中国女子代表がコロンビアを3対1で下し、2連勝でラウンド16(16強)進出を決めました。世界のバレーシーンを追ううえで見逃せない一戦を、日本語でコンパクトに振り返ります。
試合のポイント
この国際ニュースは、バレーボール女子世界選手権の行方だけでなく、世界のトップレベルで中国女子代表がどのような戦い方をしているのかを知る手がかりになります。
- 大会:国際バレーボール連盟(FIVB)女子世界選手権
- 対戦カード:中国対コロンビア
- 結果:セットカウント3対1で中国が勝利
- スコア:25-16、23-25、25-14、25-16
- 中国はプール戦2連勝でラウンド16進出を確定
スコアと試合展開
セットごとのスコア
- 第1セット:中国 25-16 コロンビア
- 第2セット:中国 23-25 コロンビア
- 第3セット:中国 25-14 コロンビア
- 第4セット:中国 25-16 コロンビア
立ち上がりで流れをつかんだ中国
現地時間の月曜日に行われたこの試合は、立ち上がりから中国がペースを握りました。趙勇監督率いるチームは、第1セット序盤に5連続得点を挙げ、5対0とリードを広げます。なかでも、ミドルブロッカーのワン・ユエンユエン(Wang Yuanyuan)が見せた力強いブロックは、コート上の空気を一気に中国側に傾ける象徴的なプレーとなりました。
しかしコロンビアも簡単には崩れません。すぐさま7連続ポイントを奪い返し、今度は7対5とリード。互いにサービスエースや強烈なスパイクを決め合う展開となりました。
それでも終盤にかけて再びギアを上げたのは中国でした。ワン・ユエンユエンの鋭いクイック攻撃から生まれた雷のようなスパイクで22対14と突き放し、そのまま25対16で第1セットを先取しました。
第2セットでコロンビアが反撃
第2セットは、コロンビアが粘り強い守備と多彩な攻撃で主導権を握ります。レシーブから速い展開につなげ、中国のブロックの裏を突く形で得点を重ねました。
中国も高さとパワーを生かしたサイド攻撃で追いすがりましたが、終盤の競り合いを制したのはコロンビア。25対23でこのセットを奪い返し、セットカウント1対1のタイに戻しました。
第3・第4セットで再び主導権を奪取
第2セットを落としたことで中国にとっては難しい時間帯となりましたが、そこからの立て直しが見事でした。第3セットではサーブのコースを厳しく突き、相手のレセプション(サーブレシーブ)を乱すことでブロックを機能させます。
リズムをつかんだ中国は、一方的な展開で25対14と第3セットを奪取。続く第4セットも、安定した守備と高さのあるブロックを軸に得点を重ね、25対16で締めくくりました。最終的なセットカウントは3対1で中国の勝利となり、ラウンド16進出を確定させました。
ラウンド16進出が意味するもの
今回の勝利は、単なる1勝以上の意味を持っています。プール戦2連勝で16強入りを決めたことで、中国は次のようなポイントで優位に立ったといえます。
- トーナメント進出条件をいち早く満たし、精神的な余裕を得た
- 主力選手のコンディション調整や戦術の幅を、残りのプール戦で試す余地が生まれた
- 世界選手権という大舞台で、若手を含むメンバーが勝ち切る経験を積めた
国際大会では、どれだけ早く自分たちのリズムを確立し、負荷をコントロールしながら決勝トーナメントに入れるかが重要です。その意味で、今回の中国の戦い方は、今後の上位進出に向けた理想的なスタートとも評価できます。
中国女子代表の強みはどこにあるか
この試合からは、中国女子代表のいくつかの強みがはっきりと見えてきます。
- 高さとブロック力:序盤の5連続ポイントや、要所でのブロックポイントに象徴されるように、高さを生かした守備は依然として大きな武器です。
- 立て直しの早さ:第2セットを落としたあとも、第3セット序盤からサーブ戦略を修正し、試合の流れを取り戻しました。
- メンタルの安定感:リードを許した場面でも慌てず、自分たちのパターンに持ち込む粘り強さが光りました。
こうした特徴は、今後ラウンド16以降で強豪国と対戦していくうえでも、大きな支えとなりそうです。
国際バレーニュースをどう読むか
FIVB女子世界選手権のような国際大会は、単なる勝敗だけでなく、各国がどのようにチームを作り、どのようなスタイルで世界と戦っているかを知る良い機会です。
今回の中国対コロンビア戦からは、
- 高さとパワーを軸にするチームと、スピードと粘りを武器にするチームのスタイルの違い
- 一度流れを失っても、戦術とメンタルの両面から立て直していくプロセス
- プール戦の段階から、先を見据えた選手起用や試合運びが行われていること
といったポイントが読み取れます。
国際ニュースやスポーツの動きを日本語で追うとき、単にスコアだけでなく、こうした背景を意識して見ることで、自分なりの視点や問いが生まれてきます。女子バレーボールの世界大会は、そのための格好の素材だといえるでしょう。
Reference(s):
China defeat Colombia 3-1 to reach last 16 at FIVB World Championship
cgtn.com








