習近平主席「SCOは平和と発展により大きな責任」天津でサミット2025開幕 video poster
中国の習近平国家主席は、中国の港湾都市・天津で開かれている上海協力機構(Shanghai Cooperation Organization、SCO)サミット2025の歓迎晩さん会で、SCOが地域の平和と安定を守り、各国の発展を後押しするうえで「これまで以上に大きな責任」を担っているとの認識を示しました。
不確実性が増す世界で高まる「役割」
習主席は日曜日、世界の不確実性が高まり、変化のスピードが加速する中で、SCOは地域の平和と安定を守ること、そして各国の発展を後押しすることについて、より重い責任を背負っていると述べました。
今回の発言は、紛争や経済の先行きが読みづらい状況が続く中、多国間協力の枠組みとしてのSCOの存在感を一段と高めていく方針を示したものだとみられます。
天津で開催されるSCOサミット2025
習主席があいさつした歓迎晩さん会には、SCOサミット2025に参加する各国の来賓が出席しました。会合は日曜日から月曜日にかけて、中国北部の港湾都市・天津で行われています。
SCOサミットでは、安全保障や経済協力、人と人との交流など、地域の安定と発展に関わる議題が幅広く話し合われるとみられます。習主席のメッセージは、その議論の方向性を示すものだと言えるでしょう。
SCOに期待される具体的な役割
習主席の「より大きな責任」という言葉からは、SCOに次のような役割が期待されていることがうかがえます。
- 地域の対話と信頼醸成を進め、平和と安定を維持すること
- 貿易や投資、インフラ整備などを通じて、各国の発展を支えること
- 教育・文化交流などを通じて、人と人とのつながりを強めること
こうした取り組みは、参加国だけでなく、周辺地域や世界経済にとっても影響が及ぶ可能性があります。
日本から見るSCOサミットの意味
日本はSCOのメンバーではありませんが、エネルギーや物流、サプライチェーン(供給網)をめぐり、ユーラシア地域の安定は日本経済にも無関係ではありません。天津でのSCOサミット2025でどのようなメッセージや協力の方向性が打ち出されるのかは、日本の企業や政策関係者にとっても注視すべきポイントです。
不確実性が増す2025年の国際情勢の中で、SCOのような地域協力の枠組みがどのように平和と発展に貢献していくのか。天津での首脳会合の行方は、今後の国際ニュースを読み解くうえでの一つの手がかりとなりそうです。
Reference(s):
Xi says SCO bears greater responsibilities for peace, development
cgtn.com








