中国・貴州の高地ブドウが収穫期 甘さを育む22度の気候 video poster
中国・貴州省トンレン市の山あいに広がる「高地ブドウ」の果樹園が収穫期を迎え、甘く色鮮やかなブドウが省内各地の市場に並び始めています。
40ヘクタールの高地ブドウ畑が色づく
2025年現在、中国南西部の貴州省トンレン(Tongren)市・ジウロン村(Jiulong Village)には、およそ40ヘクタールにおよぶ高地ブドウの果樹園があります。この一帯では、年間で最もにぎやかな収穫シーズンを迎えています。
果樹園は山の斜面に広がり、周囲を山々と川が囲んでいます。斜面に植えることで水はけがよく、日差しも均等に当たりやすくなるため、こうした環境は一般的にブドウ栽培に適しているとされています。
甘さの秘密は22度の気候と豊かな雨と日差し
この地域の年間平均気温はおよそ22度とされています。極端な暑さや寒さが少ないおだやかな気候は、ブドウが時間をかけて糖分を蓄えるのに向いていると考えられます。
さらに、豊富な雨量とたっぷりの日照も加わり、高地で育つブドウは鮮やかな色合いとしっかりとした甘さを備えるようになります。現地では、こうした自然条件を生かした「高地ブドウ」が、地域ならではの農産物として存在感を高めつつあります。
貴州省の市場に広がる「甘い感動」
ジウロン村で収穫された高地ブドウは、貴州省各地の市場に出回っています。色鮮やかで甘みの強いブドウは、消費者から見た目と味の両方で評価され、人気を集めています。
山あいで育った果物が、省内のさまざまな地域の食卓に届くことで、生産地と消費地がブドウを通じて結びついている様子もうかがえます。
このニュースから見えるもの
ジウロン村の高地ブドウの話題からは、次のようなポイントが見えてきます。
- 地形や気候といった自然条件を生かすことで、農産物の価値を高められること
- 地域ならではの果物づくりが、消費者の関心を引きやすいこと
- 山間部の農村と都市部をふくむ市場が、農産物を通じてつながっていること
世界各地で、気候や地形に合わせた作物づくりへの関心が高まっています。中国南西部の山あいから届く高地ブドウも、その一例として見てみると、農業や食のこれからを考える小さなヒントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








