習近平主席、BRICS首脳オンライン会合で世界経済と多国間主義を議論へ
習主席、きょうBRICS首脳オンライン会合に出席
中国の習近平国家主席が8日、ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領の招きで開かれるBRICS首脳オンライン会合に北京から出席し、重要演説を行う予定です。中国外交部によりますと、習主席は世界経済の現状や多国間の枠組み、BRICS協力などについて、各国首脳と踏み込んだ意見交換を行う見通しです。
議題は「世界経済」と「多国間主義」
中国外交部の林剣報道官は8日、北京での定例記者会見で、今回のBRICS首脳会合では現在の世界経済の動向や多国間システム(複数の国が参加する国際的な枠組み)、BRICS協力、そして「共通の関心を持つその他の重要な問題」が議題になると説明しました。
不確実な世界経済の中で
林報道官は、BRICSの協力メカニズムは新興国や発展途上国にとって「団結と協力の重要なプラットフォーム」だと位置づけています。世界経済の先行きに不透明感が残るなか、各国がどのような視点を示すのかが注目されます。
「一国主義」と「保護主義」への懸念
林報道官は、近年の一国主義や保護主義の高まりに言及したうえで、BRICS諸国はこれに対抗する形で多国間主義を支持し、公平と正義を擁護し、共通の発展を促すために連携してきたと強調しました。その結果として、BRICSは国際社会において「前向きで、安定をもたらし、建設的な力」としての役割を果たしていると述べています。
中国が掲げる「BRICS精神」とは
林報道官によると、中国は各国と協力し、「開放性」「包摂性」「ウィンウィン(共益)の協力」といったBRICSの精神を堅持していく姿勢です。さらに、より大きなBRICS協力の質の高い発展を進め、より公正で公平なグローバル・ガバナンス(世界の統治システム)をともに築いていきたいとしています。
そのうえで、中国は「平等で秩序ある多極的な世界」と「すべての国に利益が行き渡る包摂的な経済のグローバル化」を促進するために、新たな貢献をしていく考えを示しました。
今後の焦点
今回のオンライン会合で習主席がどのようなメッセージを発し、各国首脳との議論が具体的な協力策につながるのかが、今後の注目点となります。世界経済と国際秩序の行方をめぐる議論の中で、BRICSがどのような役割を果たしていくのかを見ていく必要があります。
Reference(s):
Xi to discuss economy, multilateralism at BRICS leaders virtual summit
cgtn.com








