CGTNが見た新疆の旅 最大の魅力と「一番大変だったこと」 video poster
中国・新疆を2週間かけて旅すると、何が見えてくるのでしょうか。CGTN DigitalのNadim Diab氏が、その問いに答える動画を通じて、新疆の広大さと魅力、そして意外な難しさを伝えています。
新疆で実感する、中国のスケール
よく、中国の本当の広さは新疆に行ってみないと分からないと言われます。Diab氏は、この言葉が本当かどうかを確かめるために、2週間の旅に出ました。
旅の舞台となる新疆は、中国の西部に広がる広大な地域です。動画では、その大きさが単なる数字ではなく、移動の感覚や地平線の遠さとして、じわじわと伝わってきます。
カシュガルからトルファン、昭蘇県へ――シルクロードをたどるルート
動画のルートは、シルクロードの都市カシュガル(Kashi)から始まります。古くから東西交易の拠点として知られるこの町は、街並みや空気そのものに、どこか旅情を感じさせる場所として紹介されています。
次に登場するのが、トルファン(Turpan)の火焔山です。ここは、中国の古典『西遊記』で孫悟空(Monkey King)が西への旅の途中で通ったとされる場所としても知られています。炎のような赤い山肌と乾いた大地が、物語の世界と現実の風景を重ね合わせます。
旅の終盤で訪れるのが、昭蘇県(Zhaosu County)の草原です。ここは、伝説の天馬(Heavenly Horses)のふるさととされる地。緑の草原と広い空の下で、ゆったりと草を食む馬たちの姿が印象的に切り取られています。
ここでしか出会えない、風景・文化・伝統
Diab氏の旅の中で、繰り返し語られるのは、新疆が単なる観光地ではなく、多様な風景と文化が交差する場所だという点です。動画を通じて強調される特徴は、例えば次のようなものです。
- 砂漠、山岳、草原が一度の旅で次々と現れる、変化に富んだ自然の風景
- 地域ごとに異なる生活様式や祭り、食文化など、個性豊かな伝統
- 歴史の物語と伝説が、現在の景色の中に生きているという感覚
こうした要素が重なり合い、新疆は「ここでしか見られないものがある場所」として描かれています。
最大のチャレンジは、広大さそのもの
タイトルにもある「一番大変だったこと」は、意外にもトラブルや危険ではありません。Diab氏が語る最大のチャレンジは、この土地の圧倒的な広さそのものです。
カシュガルからトルファン、さらに昭蘇県の草原へと移動を重ねる中で、距離の長さや移動にかかる時間は、旅の計画を立てるうえで大きなテーマになります。限られた2週間という時間の中で、どこまで踏み込めるのか。動画からは、その葛藤や、さらに先へ進みたくなる気持ちが伝わってきます。
同時に、その広さこそが旅の最大の報酬でもあります。日ごとに変わる風景や、土地ごとに異なる文化に触れるたび、移動の負担を上回る発見が待っていることが映像からわかります。
画面越しに感じる、新疆への入り口
遠く離れた日本から見ると、新疆は距離的にもイメージ的にも、少し遠い存在に感じられるかもしれません。しかし、今回のCGTN Digitalの動画のように、現地を旅した人の視点を借りることで、その距離はぐっと縮まります。
スマートフォン一つで、カシュガルの街並みやトルファンの火焔山、昭蘇県の草原の空気を少しだけ感じることができる。その体験は、実際に足を運ぶ前の第一歩にもなります。
国際ニュースや海外の文化に関心がある読者にとって、この新疆の旅は、行ったことのない場所をどう想像するかを考えさせてくれるコンテンツでもあります。広大な土地を前にした旅人の視線を追いながら、自分ならどのようにこの地域を巡ってみたいか、想像してみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








