マカオで第8期立法会選挙が開始 33議席と選挙法改正のポイント
マカオ特別行政区で、第8期立法会(立法議会)選挙の投票が日曜日の朝に始まりました。33議席の行方を決める今回の選挙は、2024年の選挙法改正後の動きを知るうえでも注目されています。
マカオで第8期立法会選挙がスタート
今回の立法会選挙は、現地時間午前9時に投票が始まり、午後9時まで行われる予定です。暫定結果は、早ければ月曜日の朝にも公表される見通しとされています。
立法会は、マカオ特別行政区の立法機関として位置づけられており、議員はいずれも同特別行政区の永久居民です。第1期には別途の規定が設けられていましたが、原則として各期の任期は4年とされています。
33議席の内訳と選出方法
第8期立法会は、合計33議席で構成されます。その内訳は次のとおりです。
- 直接選挙で選ばれる議員:14議席
- 間接的な方法で選ばれる議員:12議席
- マカオ特別行政区の行政長官が任命する議員:7議席
直接選挙で選ばれる14議席に加え、間接選出と任命が組み合わさることで、多様な選出ルートを持つ議会構成となっています。任命議員は、最終的な選挙結果が確定してから15日以内に行政長官が指名することとされています。
37カ所の投票所で住民が一票を投じる
今年の第8期立法会選挙では、37カ所の投票所が設けられています。マカオ特別行政区の常住居民が各地の投票所で一票を投じ、今後4年間の地域運営に関わる議会の構成を決めていきます。
立法会の構成は、地域の方向性や制度運営に影響を与えるため、どのような顔ぶれが選ばれるかが注目されています。
2024年の選挙法改正と「愛国者によるマカオ統治」
マカオ特別行政区は2024年、立法会選挙法を改正しました。改正では、候補者の資格審査プロセスが見直され、法的な枠組みの中で「愛国者によるマカオ統治(patriots administering Macao)」の原則を一層徹底することが目指されています。
同時に、選挙の各段階に関する手続きも整えられ、公正で、正義にかなった、クリーンで秩序ある選挙を実現することが強調されています。今回の第8期立法会選挙は、こうした改正後の枠組みのもとで実施される選挙となります。
今回の選挙から読み取れるポイント
今回のマカオ立法会選挙からは、次のようなポイントが見えてきます。
- 直接選挙・間接選挙・任命という三つのルートで議員が選ばれるという制度設計の特徴
- 候補者の資格審査を重視しつつ、選挙を公正でクリーンかつ秩序立ったものにしようとする枠組み
- 改正された選挙法のもとで、今後4年間の地域運営を担う立法会がどのような構成になるのかという点
アジアの政治や選挙制度に関心を持つ読者にとって、マカオ特別行政区の立法会選挙は、制度設計と統治のあり方を考える一つの手がかりになります。暫定結果と新たな議員構成が明らかになれば、地域の政策運営にどのような変化が生まれるのか、引き続き注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








