習近平主席、中国致公党の創立100周年を祝福 海外華僑との連携を強調
中国の習近平国家主席は金曜日、中国致公党の創立100周年を祝うメッセージを送りました。海外華僑や帰国者、その家族、そして海外の中国人留学生の団結を呼びかけ、「中華民族の偉大な復興」と国家の統一事業への新たな貢献を求めています。
中国致公党とはどのような政党か
中国致公党は、1925年10月に米国サンフランシスコで結成された政党で、2025年に創立100周年を迎えました。中国の8つの非共産党の中で最も早く誕生した政党とされています。
党の主な構成メンバーは、次のような人びとです。
- 海外から帰国した華僑
- 海外華僑の親族(中・上層に属する人びと)
- 海外とのつながりを持つ著名な人物
習主席は、中国致公党が長年にわたり中国共産党(CPC)と連帯し、中国の独立や解放、繁栄、そして国民生活の向上に知恵と力をささげてきたと評価しました。
習近平主席の祝電:キーワードは「団結」と「復興」
習近平氏は、中国国家主席としてだけでなく、中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会主席として祝電を送り、中国致公党に対する期待を示しました。
メッセージの柱となったのは、次の2点です。
- 海外華僑、帰国した華僑とその親族、中国人留学生を団結させること
- 「中華民族の偉大な復興」や国家の統一事業に、新たな貢献を行うこと
とくに海外に住む人びとや留学生が、中国の発展や統一に向けた取り組みに参加することへの期待が強調された形です。致公党には、こうした海外ネットワークを広く束ねる役割が改めて託されたと言えます。
北京で記念大会 指導部が出席
創立100周年を記念する大会が金曜日、北京で開かれました。中国共産党中央政治局常務委員であり、中国人民政治協商会議全国委員会主席を務めるWang Huning氏が出席し、あいさつしました。
習主席の祝電は、中国共産党中央政治局委員で、統一戦線工作部部長を務めるLi Ganjie氏によって、その場で読み上げられました。統一戦線工作部は、多様な社会勢力や海外と連携する役割を担う部門とされており、中国致公党の位置づけとの結びつきがうかがえます。
海外ネットワークと中国政治を見るヒント
今回の祝電と記念大会からは、いくつかのポイントが見えてきます。
- 中国致公党には、海外華僑や帰国者、留学生と中国をつなぐ橋渡し役が期待されていること
- 「中華民族の偉大な復興」や国家統一といった長期的な目標に向け、政党間の協力を通じて力を結集しようとしていること
日本の読者にとっても、海外華僑や留学生をどのように位置づけるかは、中国の政治と社会を理解するうえで重要な視点です。創立100周年を迎えた中国致公党の動きは、今後の中国と海外コミュニティの関係を読み解く手がかりの一つとなりそうです。
Reference(s):
President Xi congratulates China Zhi Gong Party on founding centenary
cgtn.com








