新疆ウイグル自治区70周年記念大会に習主席出席 民族政策と発展方針を強調
中国北西部の新疆ウイグル自治区が成立70周年を迎え、習近平国家主席がウルムチで開かれた記念大会に出席しました。中国国内の民族政策や地域発展の方向性を示す動きとして注目されています。
新疆ウイグル自治区70周年、習主席がウルムチの式典に出席
木曜日、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで、自治区成立70周年を祝う盛大な記念大会が開かれ、中国の習近平国家主席が出席しました。会場には、中国共産党と国家機関の代表に加え、新疆各地から多様な民族や職業の人々が集まりました。
習主席は、中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会主席も務めており、今回の式典には新疆の幹部や各民族の住民と共に参加しました。
記念大会では、中国人民政治協商会議全国委員会の王滬寧主席が中央代表団の団長として出席し、演説を行いました。また、中国共産党中央弁公庁主任の蔡奇氏も会場に姿を見せました。王氏と蔡氏はいずれも中国共産党中央政治局常務委員です。
午前10時30分ごろに始まった式典では、参加者全員が起立して国歌を斉唱。続いて、中国共産党中央委員会、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国政治協商会議、中央軍事委員会からの祝辞が代読されました。
王滬寧氏「70年で歴史的成果」
演説で王滬寧氏は、この70年間、新疆の各民族の人々が、中国共産党の指導の下で社会主義革命と建設、改革開放を通じて大きな成果を上げてきたと強調しました。
特に、習近平氏を核心とする中国共産党中央委員会が新時代の新疆統治の方針を打ち出して以降、自治区のさまざまな取り組みで歴史的な成果が生まれたと述べました。
王氏は、新疆が中国の他地域と歩調を合わせて貧困との闘いに勝利し、小康社会と呼ばれる全体としてゆとりある社会の構築を完了したと評価しました。そのうえで、新疆における民族団結はいっそう強まり、中華民族としての一体感が高まっていると指摘しました。
この70年の成果について王氏は、中国共産党の指導と社会主義制度の優位性、そして中国の実情に即した民族政策の有効性を示すものだと位置づけました。
社会主義現代化新疆へ向けた呼びかけ
王氏は今後の方向性として、団結と調和、繁栄と豊かさ、文化的な進歩と良好な生態環境を備え、人々が安定した暮らしを送れる社会主義現代化の新疆を建設していく必要があると呼びかけました。
こうした目標の実現に向けて、引き続き努力を続けるよう促した形です。
今回の記念行事が持つ意味
今回の新疆ウイグル自治区成立70周年の記念行事は、中国の民族政策や地域発展の成果を内外に示す場となりました。式典では、貧困脱却や生活水準の向上、民族団結の強化といったキーワードが繰り返し語られています。
一方で、王滬寧氏の演説が、新疆の発展を中国共産党の指導と社会主義制度の強みと結びつけて説明している点も注目されます。新時代の新疆統治方針が歴史的な成果をもたらしたと述べたことは、今後も現在の方向性を維持し、強化していく姿勢を示したものと受け止められます。
中国北西部という地理的条件や、多民族が共に暮らす社会という特徴を持つ新疆は、中国にとって特別な位置づけにあります。今回の式典を機に、中国がどのように民族の多様性と統一、経済発展と環境保護を両立させようとしているのか、今後の動きにも注目が集まりそうです。
読者の皆さんにとっても、地域の歴史や文化、経済発展といった要素がどのように結びついているのかを考えるきっかけになるニュースと言えます。新疆の70年の歩みは、中国が描く多民族国家の発展モデルを読み解く一つの窓でもあります。
Reference(s):
Xi attends anniversary gathering of Xinjiang Uygur Autonomous Region
cgtn.com








