チャイナ・オープン:36歳張帥が王欣瑜を破り3回戦進出
テニスのチャイナ・オープン(北京)で、36歳の張帥(Zhang Shuai)が同じ中国出身の王欣瑜(Wang Xinyu)をストレートで下し、シングルス3回戦進出を決めました。ランキングでトップ100圏外にいるベテランが、ワイルドカード(主催者推薦枠)出場から存在感を示しています。
36歳ベテランが北京で示した存在感
金曜日(現地時間)に行われた試合で、張帥は前のラウンドでの勝利の勢いそのままに、立ち上がりから主導権を握りました。これまで3度対戦して一度も勝てていなかった相手に対し、4度目の挑戦で初勝利を挙げたことになります。
現在は世界ランキングでトップ100圏外にいる張帥ですが、今大会ではワイルドカードとして出場。第1ゲームを先に取り、試合の流れをつかんだあとも冷静にサービスゲームをキープし続けました。
第1セット:サービスキープで流れをつかむ
試合序盤、張帥はオープニングゲームを取って1-0とリード。その後も、自身のサービスゲームをしっかりキープします。王欣瑜が大事なポイントでショットをロングさせる場面もあり、張は落ち着いて隙を突きました。
第1セットは終始わずかなリードを保ちながら進み、最終的に6-4で張帥が先取。ベテランらしい試合運びで、若い相手に対して心理的にも優位に立った形です。
第2セット:4-0スタートから危なげなく締める
第2セットに入ると、張帥はさらにギアを上げ、いきなり4-0と大きくリードします。強烈なバックハンドも決まり、試合のテンポを完全にコントロールしました。
第6ゲームでは、張のドロップショットがネットにかかり、王欣瑜が1ブレークを返します。それでも張帥はすぐにブレークバックに成功し、スコアを5-2と再び突き放しました。
最後は、王のショットがネットにかかってポイントが決まり、張帥が6-2で第2セットを締めて勝利。ストレートでの決着で、自身の3回戦進出を決めました。
24連敗からの復活ストーリー
張帥は昨年、北京での大会で24連敗という苦しいトンネルを抜け、準々決勝まで勝ち進む「サプライズ」を演じました。今回のチャイナ・オープンも、その復活ストーリーの延長線上にあると言えます。
一時は勝ち星から遠ざかっていたベテランが、ランキングの位置にかかわらず挑戦を続け、再び大きな舞台で結果を出していることは、多くのファンにとっても励みになる出来事です。金星や大番狂わせだけではなく、粘り強く続けてきた選手が報われる瞬間でもあります。
- 試合結果:張帥 6-4, 6-2 王欣瑜
- 場所:北京・チャイナ・オープン
- 張帥:36歳、ワイルドカード出場、現在トップ100圏外
- 王欣瑜:24歳
- 張帥の対王戦績:4度目の対戦で初勝利
次戦はアニシモワ戦、ベテランの挑戦は続く
張帥は、次の3回戦で米国のアマンダ・アニシモワと対戦します。勢いに乗るベテランと、新世代の力を代表する選手との対戦は、世代の違いがぶつかるカードとしても注目されます。
ランキングや年齢だけを見れば、張帥は「挑戦者」の立場にありますが、北京のコートとの相性や、これまでの経験値を考えると侮れない存在です。チャイナ・オープンでのさらなる躍進があるのか、今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Zhang Shuai defeats Wang Xinyu, advances to third round at China Open
cgtn.com







