中国メディアグループと香港特区政府が協力強化 国際ニュース発信に新局面
中国メディアグループ(China Media Group, CMG)と香港特別行政区(HKSAR)政府が、域内のさまざまな分野との協力を深める複数の取り組みをスタートさせました。香港発の国際ニュースや日本語ニュースを追う読者にとっても、情報の流れを左右しうる動きです。
香港で始まった協力深化の式典
2025年12月8日(月)、香港特別行政区で、CMGと香港の各界との協力を一段と深めるための式典が行われました。この場で、複数の協力プロジェクトが正式に立ち上げられました。
式典は、香港社会のさまざまな分野との連携を視野に入れたもので、今後の情報発信や番組制作、人材交流などにつながる枠組みになるとみられます。
登壇した3人のキーパーソン
今回の式典では、香港と中国側の要職にある3人が登壇し、協力の意義について発言しました。
- John Lee氏(香港特別行政区行政長官)
- Shen Haixiong氏(中国共産党中央委員会宣伝部副部長兼中国メディアグループ〈CMG〉社長)
- Zhou Ji氏(中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室主任)
3氏が式典で発言したことは、今回の協力が、香港特別行政区政府、中国共産党中央宣伝部、中国メディアグループ、そして中央人民政府の香港駐在機関という複数のレベルにまたがる取り組みであることを示しています。
国際ニュースとしてどこが重要か
今回の動きは、日本から国際ニュースや中国関連ニュースを追う読者にとって、次の点で注目する価値があります。
- 香港が中国本土および世界をつなぐ情報ハブとして、メディア連携を一段と強めようとしている可能性があること
- 大規模なメディアグループと香港の各界が組むことで、ニュースや映像コンテンツの発信力が高まると予想されること
- アジアで起きている出来事がどのような視点やストーリーで伝えられるのか、その変化を見極める手がかりになること
これから何が変わるのか
今後、協力の具体的な形が見えてくるにつれて、次のようなポイントが注目されそうです。
- CMGと香港側の共同制作によるニュース番組やドキュメンタリーが登場するかどうか
- デジタル配信やSNSを通じた情報発信で、どこまで連携が進むか
- 若い世代に向けた文化・教育コンテンツが強化されるかどうか
中国メディアグループと香港特別行政区政府による今回の協力強化は、アジアの情報地図の描かれ方にも影響する可能性があります。どのようなコンテンツや取り組みが具体化していくのか、今後も国際ニュースの一つとして注視していきたいテーマです。
Reference(s):
China Media Group, HKSAR government launch multiple collaborations
cgtn.com








