卓球WTT China Smash北京大会:中国勢が男女単で8強、混合ダブルスも決勝へ
北京で開催中の卓球の国際大会、WTT China Smashで、中国勢が男子・女子シングルス、混合ダブルスのいずれでも存在感を示しています。男子世界ランキング1位の王楚欽と女子の王曼昱がそろってベスト8入りし、混合ダブルスでも中国ペアが決勝進出を決めました。
男子シングルス:世界1位・王楚欽が安宰賢をストレート撃破
男子シングルスでは、中国の王楚欽が韓国の第13シード、安宰賢と対戦し、ストレート勝ちで準々決勝進出を決めました。
第1ゲームは、王楚欽が9対6とリードしたところから安宰賢に3連続ポイントを許し、9対9の同点に追い付かれます。それでも王楚欽は落ち着いて2ポイントを連取し、11対9で先取しました。
ここから試合の流れは完全に王楚欽へ。第2ゲームを11対4、第3ゲームも11対7で連取し、危なげなく勝利を収めました。要所で得点を重ねる試合運びが光り、世界1位らしい安定感を示した形です。
準々決勝では、日本の松島輝空と対戦し、ベスト4入りを懸けて戦います。アジアの若手と世界トップの実力者がぶつかるカードとして注目されています。
女子シングルス:王曼昱が早田ひなを寄せ付けず
女子シングルスでは、第2シードで地元の期待を集める王曼昱が、日本の第13シード、早田ひなと対戦し、11対6、11対4、11対5のストレートで勝利しました。
26歳の王曼昱は、試合を通して相手にほとんど隙を見せず、ラリーの主導権を握り続けました。強打だけでなく、コース取りや回転の変化など、細かな戦術面でも上回った内容でした。
試合後、王曼昱は自身の集中力と準備の成果を強調しています。
私はスコアをあまり見ておらず、自分のプレーに集中していました。昨日の準備から今日の戦術の実行まで、すべてがうまくかみ合ったと感じています。第1ゲームを除けば、試合を完全にコントロールできました。
次戦の準々決勝では、日本の第6シード、張本美和と対戦します。攻撃力の高い選手同士の一戦となり、ラリーの質の高さが注目されそうです。
混合ダブルス:黄優政・陳熠組が接戦制し、王楚欽・孫頴莎組待つ決勝へ
混合ダブルス準決勝では、中国ペア同士の対戦となり、黄優政・陳熠組が袁励岑・王芸迪組を3対1で破って決勝に進みました。
第1ゲームは黄・陳組が11対6で先取。続く第2ゲームは、黄・陳組が9対4と大きくリードされた状況から10対9まで追い上げる展開となりますが、ここで袁・王組がタイムアウトを取り、流れを立て直して11対9でこのゲームを奪い返しました。
第3ゲームでは、黄・陳組が10対9とリードした場面でタイムアウトを要求。その直後にポイントを奪い、11対9でゲームをものにします。両ペアがタイムアウトを駆使しながら、細かな流れを争う展開が続きました。
勢いに乗った黄・陳組は第4ゲームも11対7で連取し、トータル3対1で勝利。決勝では、第1シードの王楚欽・孫頴莎組と対戦します。シングルスでも活躍する王楚欽が、ダブルスでもタイトル獲得に近づいています。
地元開催で際立つ中国勢の総合力
今大会のWTT China Smashでは、男子シングルスの王楚欽、女子シングルスの王曼昱に加え、混合ダブルスでも中国ペアが決勝に進出するなど、地元選手の総合力が際立っています。
一方で、韓国や日本の選手たちも果敢に挑み、スコア上は一方的に見える試合の中にも、要所での競り合いや駆け引きが見られます。アジアのトップ選手が集う中で、誰がタイトルにたどり着くのか。大会後半の行方から目が離せません。
通勤時間やスキマ時間に結果を追いかける読者にとっても、シングルスとダブルスの両方で中国勢がどこまで勝ち進むのかは、今後のチェックポイントになりそうです。
Reference(s):
Home paddlers continue to dominate WTT China Smash in Beijing
cgtn.com








