中国オープン女子テニス:アニシモワがガウフ撃破、ノスコバと決勝へ
北京で行われている中国オープン女子シングルス準決勝で、アマンダ・アニシモワが前回女王ココ・ガウフをストレートで破り、決勝進出を決めました。女子テニスの勢力図に変化を感じさせる一戦となりました。
アニシモワがガウフの連覇を阻止
北京の中国オープン女子シングルス準決勝は、アメリカ出身同士の顔合わせとなりました。第3シードのアマンダ・アニシモワが、ディフェンディングチャンピオンのココ・ガウフを6−1、6−2で下し、決勝進出を決めています。
試合時間はわずか58分。アニシモワは両セットでいずれも5−0と大きくリードを奪い、主導権を渡しませんでした。攻撃的なストロークとリターンでガウフにプレッシャーをかけ続け、スコア以上に内容でも圧倒した形です。
試合後、アニシモワは「勝つためにはココ相手に本当に良いプレーをしないといけないと分かっていました。決勝に進めてとてもうれしいです」と語り、自信と喜びをにじませました。
今年グランドスラム準優勝、勢いそのままに決勝へ
アニシモワは今年の全米オープンとウィンブルドンでいずれも準優勝と、大舞台で存在感を示してきた選手です。今大会の中国オープンでも安定したプレーを続けており、日曜日の夜に今季4つ目のタイトル獲得を懸けて決勝のコートに立つことになります。
グランドスラム決勝での経験を積み重ねてきたことが、今回のような大一番での落ち着きや、序盤から一気にギアを上げる試合運びにつながっているといえます。
20歳ノスコバ、激戦タイブレークを制す
決勝でアニシモワと対戦するのは、チェコのリンダ・ノスコバです。ノスコバはもう一つの準決勝で、第5シードのアメリカ人ジェシカ・ペグラを6−3、1−6、7−6(6)で破り、決勝進出を決めました。
最終セットはタイブレークにもつれ込む接戦となり、まさに一進一退。ノスコバは試合後、「勝っても負けても、あと2ポイントというところまで追い詰められた本当にタフな試合でした。この勝利を大切にしたいです」と振り返り、精神的にも肉体的にも厳しい勝負だったことを明かしました。
WTA1000でチェコ史上最年少ファイナリスト
ノスコバは20歳にして、2009年に現在のフォーマットが導入されて以降、チェコの選手としては最年少でWTA1000大会の決勝に進んだことになります。WTA1000は女子テニスツアーの中でも、四大大会に次ぐ格付けの大きな大会であり、その決勝に立つということは、世界トップクラスへの仲間入りを意味します。
チェコはこれまでも多くのトッププレーヤーを輩出してきましたが、ノスコバの台頭は次の世代の躍進を象徴する存在として注目されています。
中国オープン決勝の見どころ
アニシモワ対ノスコバという新鮮な顔合わせとなる中国オープン女子シングルス決勝は、次のようなポイントに注目が集まりそうです。
- グランドスラム準優勝経験を持つアニシモワの、立ち上がりから一気に相手をのみ込む攻撃力
- ペグラとの激戦を勝ち切ったノスコバの、粘り強さと勝負どころでの集中力
- ツアーの大舞台で頭角を現す若い世代同士の対決として、今後の女子テニス全体の勢力図を占う意味合い
- アジアで行われる大規模大会として、アジアのファンの前でどのようなプレーを見せるかという点
ガウフの連覇は途絶えましたが、その一方でアニシモワとノスコバという新しい組み合わせの決勝が実現したことで、女子テニスの世代交代や多様なスターの登場を感じさせる大会となっています。国際ニュースとしての注目度も高いこの決勝戦から、次のスターの物語が始まるかもしれません。
Reference(s):
Anisimova ends Gauff's title defense in semifinals at China Open
cgtn.com








