中国の李強総理がDPRK訪問 朝鮮労働党80周年式典に出席
中国の李強・国務院総理が朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の首都ピョンヤンに到着し、朝鮮労働党(Workers' Party of Korea, WPK)創建80周年の記念行事に出席しています。2025年12月の今、中国とDPRKの関係強化を象徴する動きとして注目されています。
招きに応じてピョンヤン入りした李強総理
李強総理は木曜日、ピョンヤンに到着しました。今回の訪問は、朝鮮労働党中央委員会とDPRK政府の招きによるもので、記念行事への出席とあわせて、公式友好訪問として位置づけられています。
李総理は中国共産党中央委員会政治局常務委員も務めており、党と政府の両面から中国を代表して訪問している形です。
「山と川でつながる社会主義の隣国」伝統的友好を強調
ピョンヤン到着後の発言で、李総理は、中国とDPRKは山と川で結ばれた社会主義の隣国であり、「深い伝統的友好」を享受していると強調しました。
さらに、ここ数年について、習近平・中国共産党中央委員会総書記と金正恩・朝鮮労働党総書記による戦略的な指導と個人的な努力のもとで、中国とDPRKの関係には新たな活力とダイナミズムが生まれていると述べました。
9月の会談で示された「重要なコンセンサス」
李総理は、ことし9月に金正恩総書記が中国を訪れ、中国人民の抗日戦争および世界反ファシズム戦争の勝利80周年を記念する行事に出席したことにも言及しました。
この際、中国とDPRKという二つの党と二つの国の最高指導者が改めて会談し、一連の重要なコンセンサス(共通認識)に達したと説明しています。李総理は、その合意が今後の二国間関係の進むべき方向を示す羅針盤の役割を果たしていると位置づけました。
戦略的コミュニケーションと地域安定への貢献
今回のピョンヤン訪問で李総理は、中国として、両国のトップが合意した重要なコンセンサスを着実に実行に移す用意があると表明しました。そのうえで、DPRKとともに戦略的コミュニケーションを強化し、緊密な交流を維持し、友好的な協力をさらに推進していく考えを示しています。
- トップ同士の合意を具体的な行動に移すこと
- 高いレベルでの戦略的対話と意思疎通を続けること
- 二国間の友好協力を拡大し、質を高めていくこと
李総理はこうした取り組みを通じて、地域と世界の平和、安定、繁栄にいっそう大きく貢献していきたいと述べました。朝鮮労働党創建80周年という節目に合わせた今回の訪問は、中国とDPRKが関係のさらなる発展と地域の安定を重視していることを示すメッセージといえそうです。
Reference(s):
Premier Li arrives in DPRK for WPK's 80th anniversary celebrations
cgtn.com








