国際ニュース:中国の習近平氏、朝鮮労働党創立80周年で金正恩氏に祝電
中国共産党中央委員会の習近平総書記は金曜日、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の金正恩朝鮮労働党(WPK)総書記に、党創立80周年を祝うメッセージを送りました。中国とDPRKの関係の継続的な強化を強調した動きとして、国際ニュースの中でも注目されています。
習近平氏が朝鮮労働党創立80周年を祝福
習近平総書記は、中国共産党中央委員会と自身の名義で、金正恩総書記、朝鮮労働党中央委員会、すべての党員、そしてDPRKの人々に対し、温かい祝意と良き願いを伝えました。
祝電では、朝鮮労働党の創立80周年という節目にあたり、同党とDPRKの人々に対する連帯と友好のメッセージが改めて示された形です。
祝電の内容:80年の歩みと今後の党大会への期待
「社会主義事業」を支えた80年を評価
習近平総書記は、過去80年にわたり、朝鮮労働党がDPRKの人々を団結させ、困難を乗り越えながら前進してきたと評価しました。そのうえで、同党がDPRKの社会主義の事業を推進し、顕著な成果を上げてきたと強調しました。
また、近年は金正恩総書記の指導のもと、党の強化、経済発展、人々の生活向上に向けたたゆまぬ取り組みが続けられていると述べ、現在の路線を支持する姿勢を示しました。
第9回党大会の成功を祈願
習近平総書記は、金正恩総書記が率いる朝鮮労働党の力強い指導のもとで、DPRKの社会主義事業が今後も新たな成果を上げ続けることへの期待を表明しました。
さらに、朝鮮労働党第9回大会が成功裏に開催されることを願うとし、今後の政治的な節目に対する祝意も示しました。
中国とDPRKの関係強化を改めて強調
社会主義国同士の連携を再確認
習近平総書記は、中国とDPRKはいずれも共産党が指導する社会主義国であると指摘し、この共通点が両国関係の基盤になっていると述べました。
ここ数年、習総書記と金総書記は複数回にわたり会談を行い、両党・両国関係の発展方向を共に示してきたとし、「中朝友好の新たな章が開かれた」と位置づけました。
習総書記は特に、金総書記が最近中国を訪問し、中国人民の抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念する行事に出席したことに言及しました。その際、両首脳は今後の友好・協力関係の強化に向けて、詳細な意見交換を行ったと振り返りました。
「いかなる国際情勢でも揺るがない」方針
習近平総書記は、国際情勢がどのように変化しようとも、中国共産党と中国政府が中朝関係を維持・強化・発展させる方針は揺るがないと強調しました。
中国はDPRKと共に、
- 戦略的コミュニケーションの強化
- 実務的な協力の深化
- 国際社会での協調の拡大
に取り組み、両国関係の安定した発展を後押ししていくとしています。
こうした取り組みを通じて、両国の社会主義事業により良く貢献するとともに、地域および世界の平和・安定・繁栄に対して前向きな役割を果たしたいとする姿勢を示しました。
習総書記は最後に、朝鮮労働党の今後一層の成果を祈念するとともに、中国とDPRKの友好が長く続くことを望むと結びました。
今回のメッセージから読み取れるポイント
今回の祝電は、単なる記念日のお祝いにとどまらず、中国とDPRKの関係の方向性を示す信号としても受け止められます。主なポイントを整理すると、次のようになります。
- 朝鮮労働党創立80周年という節目に合わせ、両国関係の「特別な近さ」と長期的な友好を強調している。
- DPRKの社会主義事業や人々の生活向上への取り組みを評価し、金正恩総書記の指導を積極的に支持するメッセージになっている。
- 中朝関係は国際情勢の変化に左右されない、という「揺るがぬ方針」が改めて示された。
- 最近の首脳往来や記念行事を踏まえ、今後も戦略対話や実務協力を通じて関係を具体的に深めていく方針が共有されている。
習近平総書記の今回の発信は、東アジアの政治・外交の動きを読むうえで、ひとつの重要な材料といえます。今後、朝鮮労働党第9回大会の議論や、両国間の新たな協力の動きが、地域の平和と安定にどのような影響を及ぼすのかが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








