中国で大雨・強風の気象警報 複数地域と海域で注意呼びかけ
中国の国家気象センター(NMC)は金曜日、大雨と強風に関する気象警報を更新しました。内陸部から沿岸の海域まで広い範囲が対象となり、住民や自治体に警戒が呼びかけられています。
広範囲で大雨予報 1時間50ミリ超の可能性も
中国国家気象センター(NMC)によると、金曜午前8時から土曜午前8時にかけて、重慶市や湖北省、河南省、山東省、安徽省、江蘇省、湖南省、貴州省の一部で大雨が予報されています。
一部の地域では、1時間あたり50ミリを超える激しい雨となる可能性があり、雷雨や突風を伴う見通しです。NMCは、地方政府に対し、適切な予防措置を取り、住民の安全確保に向けた責任を果たすよう求めています。
内陸から東部沿岸まで強風の青色警報
NMCは、強風に対する「青色警報」も更新しました。金曜午前8時から土曜午前8時にかけて、以下の地域で強い風が予想されています。
- 新疆ウイグル自治区
- 内モンゴル自治区
- 青海省
- 遼寧省
- 山東省
- 河南省
- 安徽省
- 江蘇省
- 四川省
また、同じ時間帯に、渤海、黄海、台湾海峡、バシー海峡、南シナ海の一部でも強い風が吹くと予測されています。
海上と陸上で求められる安全対策
NMCは、影響が見込まれる海域を航行・作業中の船舶や関係者に対し、速やかに港へ戻るなど安全確保を最優先するよう呼びかけています。
また、関係部門に対しては、森林や草原、都市部での火災防止に取り組むとともに、道路や鉄道など交通の安全確保を徹底するよう求めました。強風と雷雨が重なると、倒木や停電、視界不良による交通事故のリスクが高まるためです。
中国の気象警報は4段階の色分け
中国では、全国共通の四色の気象警報システムが運用されています。
- 赤:最も深刻な警報
- オレンジ:赤に次ぐ高い警戒レベル
- 黄:中程度の警報
- 青:4段階のうち最も低い警報
今回更新された強風の青色警報は、4段階の中では最も低いレベルとはいえ、依然として注意が必要な状況を示しています。特に、海上の活動や屋外での作業、通勤・通学の足に影響が出る可能性があるため、現地の気象情報や当局からの指示をこまめに確認することが重要です。
今回の大雨・強風の警報は、中国の内陸・沿岸・海域をまたぐ広い範囲が対象です。被害を最小限に抑えるためには、自治体の対策だけでなく、一人ひとりが最新の気象情報に注意を向け、早めに備えを進めることが求められています。
Reference(s):
cgtn.com








