北京LoL世界大会でFakerが語る「イ・サンヒョク」という存在 video poster
中国の首都・北京で開催中の『2025 League of Legends World Championship(LoL世界選手権)』で、CGTNのインタビューに応じたT1のスター選手Faker(フェイカー)ことイ・サンヒョク選手が、自身の12年に及ぶ歩みと「情熱の保ち方」について語りました。本記事では、その内容と、プロゲーマーとしての生き方から見えるヒントを整理します。
2025年LoL世界選手権、北京で熱戦続く
現在、中国の首都・北京では、世界的人気ゲームLeague of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)の世界大会『2025 League of Legends World Championship』が佳境を迎えています。世界各地から集まったトップチームが激しく競い合う会場で、CGTNのデジタル記者・Li Yimeiさんが、T1のミッドレーナーとして知られるFakerことイ・サンヒョク選手にインタビューしました。
中国語であいさつし、12年の歩みを振り返る
インタビューの冒頭、Faker選手は中国語で視聴者やファンに温かくあいさつし、会場と画面越しのファンとの距離を一気に縮めました。アジアを中心にグローバルな人気を持つeスポーツの象徴として、ことばを超えたコミュニケーションを大切にしている様子がうかがえます。
プロとして約12年活動してきたこれまでを振り返りながら、Faker選手は、時間がたっても情熱を持ち続けることの重要性に言及しました。また、常に成長と変化の機会を探し、自分のプレーや考え方をアップデートし続けているという趣旨の話もしています。長く第一線に立ち続けるために、単なる「努力」だけでなく、情熱そのものをどう守るかが鍵だという視点です。
情熱を保つということ——プロゲーマーの視点
eスポーツは、反応速度や集中力が求められる一方で、精神的なプレッシャーも非常に大きい世界です。勝敗の重みや世間からの期待に押しつぶされそうになる中で、情熱を燃やし続けるのは簡単ではありません。
Faker選手が語る「情熱を保ち続ける」という姿勢は、eスポーツに限らず、多くの仕事やキャリアにも通じます。結果が出ないときにも、その分野そのものを好きでいられるか。失敗した後にも「次はもっと良くできる」と学び続けられるか。その積み重ねが、12年という長いキャリアを支えていると考えられます。
「Faker」と「イ・サンヒョク」——名前の裏側にある自己定義
今回のCGTNのインタビューでは、「Fakerとは誰か」「イ・サンヒョクをどう定義するか」という問いが提示されています。ゲーム内で世界的な知名度を持つハンドルネームと、一人の人間としての本名。その間で自分をどう位置づけるのかは、長く第一線で注目されてきたFaker選手だからこそ、重みを持つテーマです。
オンラインで活動するクリエイターや配信者、SNSユーザーにとっても、「アカウント名としての自分」と「リアルの自分」のギャップや重なりをどう扱うかは、身近な課題になりつつあります。Faker選手が自分をどう語るのかは、多くのファンにとって、単なるスター選手の素顔以上に、「デジタル時代の自己紹介のしかた」を考えるきっかけにもなりそうです。
アジア発のeスポーツと国際メディア
今回のインタビューは、CGTNという中国のメディアが、北京で韓国チームT1の選手に話を聞く形で行われました。アジア各地のプレーヤーやファンがオンラインとオフラインでつながるeスポーツの姿を象徴する出来事でもあります。
北京での世界大会を舞台に、Faker選手のようなスターが自らのキャリアや価値観を語ることで、eスポーツは単なる「ゲームの大会」から、働き方や生き方を考えるヒントを与えてくれる文化へと広がりつつあります。大会の行方だけでなく、選手たちの言葉にも注目していきたいところです。
現在進行中の2025年大会の中でFaker選手が見せた、「イ・サンヒョク」としての素顔。その断片から、私たちは自分自身の情熱の守り方や、デジタル時代のアイデンティティについて考えてみることができそうです。
Reference(s):
cgtn.com








