中国が金2・銀4・銅1 一帯一路国際スピードマスター眉山大会
四川省眉山で開かれていたスポーツクライミングの国際大会「一帯一路」インターナショナル・スピード・マスターが閉幕し、中国代表が金メダル2個、銀4個、銅1個を獲得しました。中国クライミングリーグ年間決勝も同時開催され、中国クライミング界の層の厚さを示す結果となりました。
四川省眉山で二つのトップ大会を同時開催
今年、四川省眉山では、国際大会「一帯一路」インターナショナル・スピード・マスターと、中国クライミングリーグ年間決勝という二つのトップレベル大会が初めて同時開催されました。
大会には、中国、韓国、日本、インドネシア、タイ、シンガポール、イタリア、スペインの8カ国から40人超の選手が参加し、スピード種目を中心とした5カテゴリーでメダルが争われました。
中国代表は金2・銀4・銅1 スピード種目で存在感
開催国の中国は、全5カテゴリーで金2、銀4、銅1という安定した成績を収めました。なかでも、女子スピード種目で頭角を現したのが Wang Yuting 選手です。
- 女子スピード:Wang Yuting が優勝し、同じ中国代表の Mou Yuju を破って金メダル
- 女子スピードリレー:Wang Yuting と Chen Jiahui のペアが優勝
- Ling Baolin は2種目で銀メダルを獲得
- 男子スピードリレー:Zhao Wenlin と Xiao Wei のペアが2位
- このほかにも、中国代表は銅メダル1個を手にしています
決勝でのミスをどう乗り越えたか Wang Yuting の言葉
女子スピードを制した Wang Yuting は、決勝の内容について、必ずしも納得のいく出来ではなかったと振り返っています。相手のミスが一瞬集中力を乱したものの、途中でペースを立て直すことができたといいます。
Wang は「決勝では自分のパフォーマンスは十分とは言えませんでした。相手のミスで気が散ってしまいましたが、すぐに自分のペースを調整できました。優勝したと聞いたときは、信じられない気持ちでした」と話し、精神面のコントロールが勝負を分けたことを示唆しました。
中国クライミングリーグ年間決勝 Tan Youtian が2冠
国際大会と並行して、中国クライミングリーグ年間決勝も行われ、国内トップ選手たちがリード、ボルダー、スピードの各種目でタイトルを争いました。
- 女子リード:Guangdong 出身の Tan Youtian が優勝
- 女子ボルダー:同じく Tan Youtian が制し、2冠を達成
- 男子リード:Chongqing 出身の Mei Yuping がタイトル獲得
- 男子ボルダー:Jiangsu 出身の Zhu Chengbin が優勝
- 男子スピード:Guizhou 出身の Wang Fengrui が優勝
- 女子スピード:Guangxi 出身の Tan Yumei が優勝
国際大会と国内リーグの年間決勝が同じ都市で行われたことで、若手からトップ選手までが同じ舞台を共有し、互いのパフォーマンスに刺激を受ける場にもなりました。
アジア発のスポーツクライミング国際ニュースとしての意味
今回の一連の大会は、アジア発のスポーツクライミング国際ニュースとしても注目に値します。中国、韓国、日本、インドネシアなどアジア勢に加え、イタリアやスペインの選手も参加し、多様なスタイルと戦略が交錯する場となりました。
スピード種目を専門とする大会が「一帯一路」の名を冠して開催されたことで、地域をまたぐ交流と、若い世代のスポーツを通じたつながりを象徴するイベントにもなっています。四川省眉山のような地方都市に世界各地から選手が集まる流れは、今後の国際大会のあり方を考えるうえでも示唆的です。
このニュースから見えるスポーツの楽しみ方
スポーツクライミングは、数秒から十数秒で勝負が決まるスピード感と、わかりやすいルールで、オンライン視聴やSNSとの相性が良い競技です。通勤時間やすきま時間でも、レース1本分の動画なら気軽にチェックできます。
一方で、今回の Wang Yuting のコメントからは、相手のミスに動揺しながらも瞬時に立て直す、繊細なメンタルコントロールの重要性も伝わってきます。タイムや結果だけでなく、選手がどのように集中力を保ち、ミスを乗り越えているのかに目を向けてみると、国際スポーツニュースとしてのクライミングが、より立体的に見えてくるはずです。
Reference(s):
cgtn.com








