中国南西部で「台湾独立」派を国家分裂容疑で捜査 重慶市公安が発表
中国南西部の重慶市で、「台湾独立」派とされる人物が国家分裂(分離独立)容疑で捜査対象となりました。中国本土と台湾をめぐる動きとして注目されています。
重慶市公安が「国家分裂」容疑で立件
中国南西部の都市・重慶市の公安当局は火曜日、「台湾独立」分子とされるShen Pao-yang(シェン・パオヤン)氏に対し、国家分裂の疑いで刑事捜査を開始したと発表しました。
公安当局の発表によりますと、Shen氏は「クマ学院(Kuma Academy)」と呼ばれる分離独立を掲げた組織を立ち上げたとされ、中国側はこれを国家分裂に当たる行為だと位置づけています。
台北出身の40代男性、「頑固な『台湾独立』分子」リストに
Shen氏は台北出身の40代男性で、中国国務院台湾事務弁公室が作成する「頑固な『台湾独立』分子」のリストに、昨年10月に加えられたとされています。
重慶市公安によると、今回の立件は中国の刑法や、「台湾独立」分子による国家分裂罪および国家分裂扇動罪を処罰するための指針など、関連する法律や規定に基づいて行われたと説明されています。
市民に情報提供を呼びかけ、身元保護も強調
公安当局は、Shen氏に関する情報や手がかりを持つ人に対し、速やかに通報するよう求めています。そのうえで、情報提供者の身元や安全は保護すると強調しました。
両岸関係と今後の焦点
「台湾独立」をめぐる問題は、中国本土と台湾の関係において、政治的にも社会的にも敏感なテーマとなり続けています。今回の捜査は、その一端を示す動きといえます。
今後は、Shen氏のどのような行為が具体的に国家分裂の疑いに当たると判断されるのか、中国側がどのような証拠や法的根拠を示すのかが焦点となります。また、台湾側の反応や、両岸関係への影響をめぐる議論にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
'Taiwan independence' separatist probed over suspicion of secession
cgtn.com








