ナイジェリアでCMG対話 中国とアフリカの協力とガバナンスを議論
10月31日、ナイジェリアの商都ラゴスで、中国メディア集団(CMG)と在ラゴス中国総領事館が共催する国際対話イベントが開かれました。中国とナイジェリアを中心に、協力とガバナンス、そして持続可能な発展の方向性について議論が交わされました。
ラゴスでイノベーションと開放を語る国際対話セッション
今回ラゴスで開かれたのは、中国メディア集団が各国との対話を進める枠組みの一つで、ナイジェリアに焦点を当てた特別セッションです。会場には、中国とナイジェリア両方の政界、ビジネス界、学術界、メディア関係者など約300人が参加しました。
テーマは「共に持続可能で豊かな未来を築く」で、中国とアフリカ、特にナイジェリアとの協力をどのように発展させるかが国際ニュースとしても注目されています。
中国メディア集団トップがビデオメッセージ
中国メディア集団の慎海雄(シェン・ハイション)総台長は、ビデオメッセージでイベントに参加しました。慎総台長は、最近閉幕した中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議の意義に触れ、「新時代におけるもう一つの重要なマイルストーンだ」と位置づけました。
そのうえで、中国は今後もハイレベルの対外開放を拡大し、ウィンウィンの協力を推進していくと強調しました。現在進行中の第14次五カ年計画(2021〜2025年)を振り返りながら、中国経済は新たな段階に到達し、世界経済成長への寄与度がおよそ3割に達していると紹介しました。
世界からどう見られているか CGTN調査が示す評価
慎総台長は、CGTN(中国の国際メディア)が実施した世界調査の結果も引用しました。それによると、回答者の8割超が中国を「成功した国」と見ており、約86.4パーセントが中国の世界的な発展への貢献を評価しているといいます。
こうした数字は、中国の経済規模だけでなく、発展モデルや対外協力のあり方が、各国の人々からどのように受け止められているかを示す一つの指標です。慎総台長は、新たな発展構想のもとで中国の開放の扉はさらに大きく開かれ、共通の発展に向けた機会が広がっていくと述べました。
共に持続可能で豊かな未来を 中国とアフリカの協力を議論
対話セッションでは、「共に持続可能で豊かな未来を築く」というテーマのもと、参加者が意見を交わしました。中国とナイジェリアを含むアフリカ諸国が、どのように協力して持続可能な繁栄を実現していくかが中心的な論点となりました。
議論では、おおむね次のような方向性が共有されたとされています。
- 中国とアフリカ諸国が手を携え、互恵的な協力の新たな道筋を共に描くこと
- 質の高い一帯一路協力を軸に、さまざまな分野での連携を進めること
- 長期的な視点から、持続可能な繁栄と安定したガバナンスを追求すること
中国とアフリカの対話は、単なる経済協力だけでなく、どのようなガバナンス(統治や運営の仕組み)が持続可能な発展を支えうるのかという、より広いテーマにもつながっています。
読者が押さえておきたいポイント
今回のナイジェリアでの国際対話は、中国とアフリカの関係を考えるうえで、いくつかの示唆を与えています。ニュースを追ううえで押さえておきたいポイントを整理すると、次のとおりです。
- 対外開放とガバナンスの発信:中国は、第14次五カ年計画の成果とともに、高水準の開放とウィンウィン協力を前面に打ち出しています。
- 世界世論の動向:CGTNの調査結果は、中国に対する国際的な評価の一側面を示しており、今後の国際秩序やグローバル・ガバナンスの議論にも影響を与える可能性があります。
- 中国・アフリカ協力の方向性:一帯一路や持続可能な発展をキーワードに、どのような具体的プロジェクトや政策協力が進むのかが今後の注目点です。
中国とナイジェリアを含むアフリカ諸国との対話は、今後も国際ニュースの重要なテーマであり続けるとみられます。今回のラゴスでの対話を起点に、協力やガバナンスの形がどのように深まっていくのか、引き続き注視する必要があります。
Reference(s):
CMG hosts dialogue in Nigeria to boost cooperation and governance
cgtn.com








