コロンビアが中国国際輸入博覧会の主賓国に 29社が中国本土市場へ video poster
2025年の第8回中国国際輸入博覧会(CIIE)に向けて、コロンビアが主賓国として存在感を高めようとしています。大規模パビリオンと29社の参加を通じて、中国本土市場への本格的なアプローチが始まろうとしています。
コロンビアが主賓国として参加
中国本土で開催される中国国際輸入博覧会は、各国が自国の製品やサービスを紹介し、中国本土のバイヤーや投資家とつながる場として位置づけられています。2025年の第8回博覧会では、コロンビアが主賓国(ゲスト・カントリー・オブ・オナー)として招かれました。
コロンビアは、会場内に大きなパビリオンを構え、自国の「美しさ」と多様な産品を一体的に発信する計画です。観光資源、文化、農産品や加工食品、サービスなど、国の魅力をストーリーとして伝える展示が想定されます。
29社が参加するコロンビア企業団
今回の博覧会には、コロンビアから29社の企業が参加します。業種の詳細は明らかにされていませんが、輸出志向の強い企業が、中国本土の巨大な消費市場との接点を求めて出展するとみられます。
- 新たなバイヤーやパートナーとの商談機会
- 中国本土の消費者ニーズやトレンドの把握
- 長期的なブランド認知の向上
こうしたメリットを期待して、多くの企業がCIIEへの参加を決めたと考えられます。
輸出促進機関ProColombiaの役割
コロンビア政府系の輸出・投資促進機関であるProColombiaは、海外でのコロンビアの魅力発信を担っています。中国国際輸入博覧会への参加も、同機関が中心となって準備が進められており、輸出担当副社長がメディアのインタビューに応じるなど、現地での情報発信にも力を入れています。
政府系機関が主導することで、中小企業を含む幅広い企業が博覧会に参加しやすくなり、国全体としてのプレゼンスを高めることができます。
中国本土市場をめぐるラテンアメリカの動き
近年、ラテンアメリカ各国にとって、中国本土市場はますます重要な輸出先となっています。資源や農産物に加えて、加工食品、サービス、観光など、多様な分野での連携が進みつつあります。
コロンビアにとって、今回の主賓国としての参加は次のような意味を持つと考えられます。
- 従来の主要輸出先に依存しすぎない市場多角化
- 国としてのブランドイメージ向上
- 中長期的な投資・観光の呼び込み
CIIEは単なる見本市ではなく、こうした長期的な関係づくりの「入口」として機能していると言えます。
日本の読者にとってのポイント
一見すると遠い国同士のニュースに見えますが、コロンビアと中国本土の関係強化は、日本にとっても無関係ではありません。サプライチェーンや市場の重心が変化する中で、ラテンアメリカとアジアの新しい結びつきは、世界経済の流れを静かに変えつつあります。
- 日本企業にとっては、コロンビア企業との協業や三角貿易の可能性
- コーヒーや花き、農産物などで知られるコロンビアブランドの浸透
- 「南南協力」と呼ばれる、途上国・新興国同士の連携の広がり
こうした視点から国際ニュースを追うことで、中国本土とラテンアメリカの動きが、日本のビジネスや日常の消費にもどうつながってくるのかを考えるきっかけになります。
これから注目したいこと
今後、CIIEのコロンビア・パビリオンからどのような具体的な商談やプロジェクトが生まれるのか、そして参加した29社がどのように成果を生かしていくのかが注目点です。
国際ニュースとしての「出来事」を追うだけでなく、その背景にある市場の変化や国同士の関係の変化を意識して見ることで、世界の動きがぐっと立体的に見えてきます。
Reference(s):
Colombia prepares to shine at China's International Import Expo
cgtn.com








