中国スポーツ 第15回全国運動会武術2日目 Yao Yangが三種目総合V
武術2日目で3人の全能王が誕生
中国で開催中の第15回全国運動会の武術競技2日目は、女子長拳・剣・槍の三種目総合で山西代表のYao Yang選手が金メダルを獲得し、陳選手、劉選手と合わせて3人の全能チャンピオンが誕生しました。
Yao Yang、長拳・剣・槍でそろって9.830点
Yao Yang選手は、大会2日目となった土曜日に行われた女子長拳、剣、槍の総合種目で圧倒的な安定感を見せました。2021年の西安大会では準優勝にとどまりましたが、今大会でついに頂点に立ちました。
会場となった広州での長拳では、9.830点をマークして1位に。続く剣の演技でも同じ9.830点で再びトップに立ちました。
槍でも3度目となる9.830点をそろえ、三種目合計29.490点で全体のタイトルを獲得しました。
- 長拳:9.830点で1位
- 剣:9.830点で1位
- 槍:9.830点で1位、合計29.490点で総合優勝
銀メダルには江蘇代表のWang Yawen選手、銅メダルには北京代表のWei Aixuan選手が入り、表彰台を締めくくりました。
採点競技ならではの「安定感」の価値
武術は、技の正確さや力強さ、美しさなどが細かく採点される競技です。小数点以下まで点数がつくため、ごくわずかな差が順位を分けます。
その中で三種目すべてで9.830点をそろえたYao選手の演技は、「大きなミスがないこと」「難度と表現力のバランスが高い水準で保たれていること」を示していると言えるでしょう。
全国運動会で存在感を増す武術
中国の全国運動会は、各地域の代表が集まり、国内トップレベルの選手が競い合う総合スポーツ大会です。オリンピック種目だけでなく、武術のような伝統に根ざした競技も重要な位置づけを持っています。
2025年現在、中国のスポーツシーンでは、国際大会で注目される競技と並んで、武術も若い世代を中心に競技レベルが高まり続けています。今回の第15回全国運動会の武術競技は、その流れを象徴する舞台の一つと言えます。
これからの注目ポイント
- Yao Yang選手が今後、国際舞台や他の国内大会でどこまで活躍の場を広げるか
- 同じ日に全能金メダルを手にした陳選手・劉選手とのライバル関係が、競技全体のレベルをどう押し上げていくか
- 全国運動会をきっかけに、武術が中国国内だけでなく海外でもどのように発信されていくか
スピード感のある試合結果だけでなく、その背景にある選手の歩みや競技そのものの広がりに目を向けることで、中国スポーツとアジアの動きをより立体的に捉えることができます。
Reference(s):
15th National Games Wushu Day 2: Yao, Chen, Liu earn all-round golds
cgtn.com








