国際ニュース:中国の黄山など8カ所が『世界的観光名山』に認定
都市生活の喧騒から離れて山へ――。2025年の国際山岳観光連盟(IMTA)年次総会で、観光地として知られる世界の山々を選ぶ『World Famous Tourism Mountains(世界的観光名山)』リストに、新たに8つの山が加わりました。
この発表は、中国南西部・貴州省の省都、貴陽市で火曜日に開かれた年次総会で行われました。今回の選定では、中国の5つの山と、アルゼンチン、サウジアラビア、ロシアの3つの山がリスト入りしています。
新たに選ばれた8つの『世界的観光名山』
今年の年次総会で発表された第2弾リストには、次の8つの雄大な山々が含まれます。
中国の5つの山
- Mount Huangshan
- Wawu Mountain
- Mount Xuefengshan
- Mount Danxiashan
- Zhangshiyan
いずれも、自然の姿を色濃く残す山として、都市の暮らしから一歩離れたい人たちにとって魅力的な旅行先となりそうです。
海外の3つの山
- Argentina's Mount Fitz Roy
- Saudi Arabia's Soudah Mountain
- Russia's Belokurikha Mountain Range
南米、 中東、ロシアの山々が加わったことで、『世界的観光名山』リストは、より多様な地域と文化をカバーするものになっています。
なぜ『世界的観光名山』が注目されるのか
国際ニュースとして今回の発表が注目される背景には、山岳観光が世界的に人気を高めていることがあります。都市で暮らす人々が、手つかずの自然に近づきたいと感じることは珍しくありません。今回のリストは、そうしたニーズに応える象徴的な存在といえます。
また、国際山岳観光連盟の年次総会で正式に選定されることで、これらの山々は今後、
- 国際的な知名度の向上
- 観光地としてのブランド価値の強化
- 自然環境を守りながら観光を進める取り組みの議論
といった面で、より注目されていくとみられます。
都市生活者にとっての山の魅力
今回のニュースの背景には、「City life can make anyone want to visit the mountains(都市生活は誰にでも山へ行きたくなる気持ちを呼び起こす)」という感覚があります。高層ビルや満員電車から離れ、静かな山の空気を吸う時間は、多くの人にとって心身をリセットする貴重な機会です。
とくに、オンラインで常に情報に囲まれている私たちにとって、電波の届きにくい山奥で過ごす時間は、デジタルデトックスにもつながります。今回選ばれた8つの山は、そうした現代的なニーズとも相性が良いといえるでしょう。
これからの山岳観光をどう見るか
『世界的観光名山』リストの第2弾に、中国の5つの山と3つの海外の山が加わったことで、国際的な山岳観光の舞台はさらに広がりを見せています。今後、どのような形で世界の旅行者を引きつけていくのか、動向を追っていく価値がありそうです。
一方で、人気が高まるほど、環境への負荷や地元コミュニティへの影響にも目を向ける必要があります。自然を楽しみつつ、環境を守り、地域と共生する観光のあり方が、これからいっそう問われていきそうです。
Reference(s):
China's Huangshan and 7 more added to 'World Famous Tourism Mountains'
cgtn.com








