中国National Games男子バスケ準決勝、広東と浙江が決勝進出
火曜日に行われた中国の第15回National Games(全国スポーツ大会)男子バスケットボール準決勝で、共同開催地の広東が2連覇中だった遼寧を92対73で下し、決勝進出を決めました。もう一つの準決勝を制した浙江とともに、男子バスケットボール決勝の舞台に立つことになります。
広東が王者遼寧を92−73で撃破
試合は広東省東莞市で行われました。広東は立ち上がりから主導権を握り、終始リードを保ったまま、2大会連続優勝中だった遼寧を突き放しました。スコアは92対73と余裕を感じさせる内容で、開催地としての意地を見せる形となりました。
立ち上がりから主導権を握った広東
広東は序盤から攻守がかみ合います。まずWang Ruize選手のレイアップで、序盤から4点のリードを確保。その後も攻勢を続け、Zhao Rui選手の3ポイントシュートが決まり、点差は一気に9点まで広がりました。
勢いに乗る広東は、Zhao Rui選手が今度はアシスト役に回ります。パスを受けたHe Xining選手がレイアップを決め、リードは11点差に。開始直後から広東の流れをはっきりと印象づける時間帯となりました。
主力負傷で苦しんだ遼寧、それでも一時2点差に
追いかける遼寧には、不運も重なりました。第1クォーター序盤、主力ガードのZhao Jiwei選手が着地の際に太ももを痛め、そのままコートを後にします。ゲームメイクを担う存在を欠いたことは、遼寧にとって大きな痛手となりました。
それでも、王者遼寧は簡単には崩れません。後半に入ると反撃を強め、Wu Changze選手の3ポイントシュートが決まって点差はわずか2点差まで縮まります。一時は試合の流れが遼寧に傾きかけた場面でした。
終盤の3ポイントラッシュで勝負あり
しかし、広東は慌てずに再びギアを上げます。あるピリオドの残り1分、Xu Jie選手がHe Xining選手をコーナーでフリーに見つけ、そこから放たれた3ポイントシュートがリングを通過。リードを再び8点差に広げました。
続けてDu Runwang選手も3ポイントシュートを沈め、勝負は決定的に。終盤での連続3ポイントが広東の決勝行きを決定づけた形です。攻めるべき場面でしっかりとシュートを決め切る集中力の高さが光りました。
もう一つの準決勝は浙江が制す
男子バスケットボールのもう一つの準決勝では、浙江も勝利を収め決勝進出を決めています。これにより、中国第15回National Games男子バスケットボールの決勝は、広東対浙江というカードになりました。共同開催地である広東にとっては、地元の期待を背負って臨む一戦となります。
中国バスケットボールを見る新しい視点
中国のNational Gamesは、国内の強豪チーム同士がぶつかる場であり、その戦いぶりはアジアのバスケットボール勢力図を考えるうえでも示唆に富んでいます。今回の広東と遼寧の一戦では、序盤の主導権争い、主力選手の負傷という予期せぬアクシデント、そして終盤の勝負どころでの3ポイントと、試合の流れがいくつも変化しました。
日本のバスケットボールファンにとっても、こうした中国国内大会の動きに目を向けることは、アジアのライバルたちをより立体的にとらえるヒントになります。スコアの裏側にあるゲーム展開や選手の役割に注目すると、ニュースの読み方も一段深くなるはずです。
Reference(s):
Guangdong, Zhejiang win men's basketball semifinals at National Games
cgtn.com








