香港カイタック発・17歳フェンサーが描くナショナルゲームズの先の夢 video poster
2025年現在、香港特別行政区のカイタック・スポーツパークでは、第15回ナショナルゲームズのフェンシング競技が盛り上がりを見せています。17歳のフェンサー、ルイ・サムイ・ケイティさんは、今大会ではピスト(フェンシング用の試合コート)に立たないものの、ひたむきな練習とポイント獲得を続け、将来の大舞台を見つめています。
カイタックで進むナショナルゲームズのフェンシング
香港特別行政区のカイタック・スポーツパークで行われている第15回ナショナルゲームズのフェンシング種目は、現在まさに本格化しています。国内外から注目が集まる総合スポーツ大会の一部として、フェンシング会場でも緊張感と熱気が交差しています。
こうした大規模大会は、メダル争いだけでなく、若い選手たちが自分の現在地を知り、次のステップを思い描くきっかけにもなります。ケイティさんのように、たとえ今回ピストに立たない選手であっても、この環境の中で得る刺激は小さくありません。
17歳フェンサー・ルイ・サムイ・ケイティの挑戦
ルイ・サムイ・ケイティさんは、17歳という若さで、フェンシング選手としての道を着実に歩んでいます。今大会では出場機会がない一方で、日々のトレーニングに加え、将来の大会出場に必要な資格獲得のためのポイントをコツコツと積み重ねています。
試合に出ない大会期間は、アスリートにとって「自分は本当に選手であり続けられているのか」と問い直す時間にもなりがちです。それでもなおケイティさんは、自らをアスリートだと捉え続け、目標に向かう姿勢を崩していません。この継続する意識こそが、次のチャンスを引き寄せる力になります。
目標はアジア・世界ユース選手権で香港を代表すること
ケイティさんが見据えるのは、ナショナルゲームズだけではありません。今後開催されるアジアユース選手権と世界ユース選手権で、香港を代表して戦うことを大きな目標に掲げています。
ユース世代のアジア大会や世界大会は、トップレベルの若手選手が集う舞台です。こうした大会への道のりは、多くの若いフェンサーにとって次のような意味を持ちます。
- 同世代のトップ選手と直接対戦し、自分の実力を測る機会
- 国や地域を背負って戦う経験を通じて、高い責任感を育む場
- 将来のシニアカテゴリー(成人カテゴリー)へのステップとしての重要な通過点
ケイティさんの揺るがない姿勢は、香港の若いアスリートたちの情熱と、さらに高いレベルを目指す向上心を象徴していると言えるでしょう。
香港の若いアスリートが映す「夢の階段」
ナショナルゲームズのような大会では、メダルを手にする選手のストーリーが注目されがちです。しかし、その陰には、ケイティさんのように「今回は出場しない」立場であっても、自分の夢をあきらめずに準備を続ける若いアスリートが数多く存在します。
そうした存在は、香港でスポーツに取り組む子どもや若者にとって、「結果だけがすべてではない」という現実的で力強いメッセージにもなります。日々の練習に向き合い続けるプロセスそのものが、スポーツ文化を支える大切な土台になっているからです。
ドキュメンタリーで描かれるカイタックとナショナルゲームズ
カイタック・スポーツパークと第15回ナショナルゲームズを追うドキュメンタリー作品 Game On, Kai Tak! – Road to the National Games も制作が進んでいます。この作品では、試合の結果だけでなく、香港がナショナルゲームズの舞台に向かうまでの歩みや、そこで挑戦を続ける人々の姿が多角的に描かれるとみられます。
フェンシングを含むさまざまな競技に向き合う若い選手たちの日常や、カイタック・スポーツパークという新たなスポーツ拠点の姿を通して、香港のスポーツシーンの「いま」を知る手がかりにもなるでしょう。
ナショナルゲームズを越えて続いていく「フェンシングの夢」
第15回ナショナルゲームズのフェンシング会場に立たないという選択は、ケイティさんにとって決して「終わり」ではなく、次のステージに向かう準備期間です。ナショナルゲームズを一つの通過点としながら、その先のアジアユース選手権、世界ユース選手権を見据える姿勢は、多くの読者にとっても、自分の分野で長期的に目標を描くヒントになりそうです。
香港特別行政区のカイタックから生まれる若いアスリートたちの物語は、これからも続いていきます。ルイ・サムイ・ケイティさんがどのような形で国際舞台に立つのか、その一歩一歩を静かに見守りたくなるニュースです。
Reference(s):
cgtn.com








