中国女子体操団体、浙江が初優勝 第15回ナショナルゲームズで0.002点差決着
中国南部の広東省肇慶市で行われた第15回ナショナルゲームズ(全国運動会)の女子体操団体決勝で、浙江が開催地の広東を0.002点差で下し、初の金メダルを獲得しました。わずかな点差が、中国体操の層の厚さと国内競争の激しさを印象づける結果となりました。
0.002点差でつかんだ初の栄冠
現地時間の木曜日に行われた女子団体決勝は、中国スポーツファンの注目を集める一戦となりました。最終得点は浙江が209.428点で優勝し、広東がわずか0.002点差で続きました。銅メダルは湖北が獲得しています。
序盤は2連覇中の広東が主導権
試合は跳馬と段違い平行棒からスタートし、ここでは大会2連覇中の広東が貫禄を見せました。最初の2種目を終えた時点で、広東は浙江に対して1.633点のリードを奪い、地元の声援も追い風に優位に試合を進めました。
平均台で流れが一変
勝負の流れが変わったのは3種目目の平均台でした。両チームともに安定感を欠く演技が続く中で、浙江のZhang Qingying選手とZhang Xinyi選手が踏ん張り、減点を最小限に抑える演技を披露します。この種目で浙江は広東を逆転し、合計で0.101点リードする展開に持ち込みました。
両チームがミスに苦しむ難しい種目で、確実にまとめた浙江が広東を逆転し、この日初めて主導権を握りました。
床運動で広東が猛追するも届かず
最終種目の床運動では、王者としての経験を持つ広東が意地を見せ、浙江を上回る演技で追い上げました。しかし、前の種目で築かれた差を埋めるにはわずかに届かず、0.002点という紙一重の差で逆転には至りませんでした。
これまで女子団体で2大会連続優勝を果たしてきた広東は銀メダルにとどまり、浙江がナショナルゲームズの女子団体で初の金メダルを手にしました。湖北は安定した演技で3位に入り、銅メダルを獲得しています。
中国体操界にもたらすもの
今回の結果は、長く女子団体をリードしてきた広東に対して、浙江をはじめとする他地域が実力を伸ばしていることを示す象徴的な試合となりました。0.002点差という僅差の決着は、技の完成度だけでなく、精神面やチームの総合力の重要性を物語っています。
中国国内の大会で競争が激しくなることは、代表クラスの強化にもつながると見られます。今回のナショナルゲームズで経験を積んだ選手たちが、今後どのように国際舞台で存在感を示していくのか、引き続き注目が集まりそうです。
今回の女子団体決勝のポイント
- 浙江が広東を0.002点差で破り、女子団体で大会初の金メダル
- 序盤2種目終了時点で広東が1.633点リードするも、平均台で浙江が逆転
- Zhang Qingying選手とZhang Xinyi選手の安定した演技が流れを引き寄せた
- 広東は床運動で巻き返すも、2連覇から3連覇には届かず銀メダル
- 湖北が銅メダルを獲得し、三つ巴の戦いに存在感を示した
Reference(s):
Zhejiang secure women's gymnastics team gold at 15th National Games
cgtn.com








