卓球・王楚欽が大逆転で4強入り 中国第15回ナショナルゲームズ
王楚欽(ワン・チューチン)が、中国第15回ナショナルゲームズの男子シングルスで林高遠(リン・ガオユエン)を相手に大逆転勝利。マカオ特別行政区で行われた木曜日の準々決勝を制し、金メダルへ向けて準決勝進出を決めました。
中国第15回ナショナルゲームズで実現したトップ対決
中国の国内大会である中国第15回ナショナルゲームズの卓球男子シングルスは、世界トップクラスの選手が集まるハイレベルな舞台です。第1シードで世界ランキング1位の王楚欽は、強敵・林高遠との対戦でも、その実力と勝負強さを見せました。
第3ゲームの大逆転が流れを変える
試合は序盤から一進一退の展開となり、最初の2ゲームは両者が1ゲームずつ取り合って1-1のスタートとなりました。勝負の分かれ目となったのは第3ゲームです。
- 第3ゲーム、林は10-5とリードしながらも、王が驚異的な粘りを見せ、4本のゲームポイントをしのいで12-10で逆転。
- 勢いに乗った王は続く第4ゲームを11-5で奪い、ゲームカウント3-1とリード。
- 林も簡単には譲らず、第5ゲームを11-7で取り返し、試合をもつれさせます。
- しかし第6ゲームでは王が再びギアを上げ、11-4で取り切って勝負あり。6ゲームを戦い抜き、王が4-2で準決勝行きを決めました。
メンタルの強さが際立った王楚欽
とくに印象的だったのは、第3ゲームで見せた王のメンタルの強さです。大きくビハインドを背負いながらも、ポイントごとに集中力を切らさず、少しずつ点差を詰めていきました。相手にゲームポイントを4本握られた場面でも崩れず、自分のプレーを貫いたことが、その後の流れを完全に引き寄せました。
- スコア上は大差でも、1ポイントずつ積み重ねれば流れを変えられること
- 国内大会でも、世界トップ同士の対戦が生まれる中国卓球の層の厚さ
- 短期決戦のトーナメントでは、1ゲームの流れが試合全体を左右すること
準決勝はグランドスラム達成者ファン・ジェンドンと激突
王楚欽は、この勝利により準決勝でグランドスラム達成者のファン・ジェンドンと対戦します。世界ランキング1位とグランドスラム達成者という、卓球界を代表する2人の対決は、中国国内だけでなく、世界の卓球ファンにとっても大きな注目を集めそうです。
どう見る?次戦の観戦ポイント
次の試合を見るうえでは、今回の林戦で鍵となった「流れの変わり目」に注目すると楽しめます。例えば、
- リードされている場面での王の表情や仕草
- タイムアウト明けや長いラリーの直後に、どちらが先に主導権を握るか
- プレッシャーがかかる終盤でのサービスとレシーブの選択
短いスキマ時間でハイライトを追うだけでも、この試合のように「1ゲームがすべてを変える」瞬間を感じ取ることができます。SNSで意見を交わしながら、自分なりの「勝負どころ」を探してみるのもおもしろいかもしれません。
Reference(s):
Wang Chuqin rallies to beat Lin Gaoyun at China's 15th National Games
cgtn.com








