深圳の全国体育大会競泳 汪順が200m個人メドレー4連覇、潘展楽も躍動
深圳の全国体育大会競泳で汪順が圧勝、18個目の金メダル
2025年に深圳で開催された全国体育大会(National Games)の競泳男子200メートル個人メドレーで、浙江代表の汪順(ワン・シュン)選手が優勝し、自身通算18個目となる大会金メダルを手にしました。アジア記録と中国国内記録を持つトップスイマーが、その実力をあらためて見せつけた形です。
200m個人メドレーで4連覇、1分56秒20の堂々フィニッシュ
汪順選手はスタート直後から主導権を握り、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形と4種目を通してリードを保ちました。結果は1分56秒20でタッチ。男子200メートル個人メドレーでの全国体育大会4連覇という、大会史に残る偉業を成し遂げています。
2位には広東代表のTao Guannan選手、3位には上海代表のChen Nuo選手が入りましたが、31歳の汪順選手の安定したレース運びは、一段上の存在感を見せる内容だったと言えます。
ベテランの安定感と、なお続く進化
31歳という年齢は競泳ではベテランと呼ばれる世代ですが、汪順選手は依然として世界トップレベルで戦えるパフォーマンスを維持しています。スタートからフィニッシュまで崩れないフォームと配分は、若い選手のよい手本にもなっています。
今回の金メダルで全国体育大会の通算金メダルは18個に到達しました。国内最大級のスポーツイベントでこれだけのタイトルを積み重ねるのは、長年にわたるコンディション管理と技術のアップデートがあってこそです。
潘展楽も好調、男子自由形の新たな中心に
今大会の競泳では、汪順選手と並んで注目を集めているのが潘展楽(パン・ジャンラー)選手です。短距離自由形を中心に出場した潘選手は、持ち前のスピードとスタートダッシュで会場を沸かせ、男子競泳の新たな顔として存在感を高めています。
具体的な記録や種目は大会ごとに異なりますが、若い潘展楽選手と経験豊富な汪順選手という構図は、男子競泳の世代交代と層の厚さを象徴していると言えるでしょう。
全国体育大会とは?中国競泳の「現在地」を映す舞台
全国体育大会は、中国本土でおこなわれる国内最大級の総合スポーツ大会で、各省や主要都市が代表チームを送り込みます。競泳もその中核競技の一つで、次世代の代表候補からすでに国際舞台で活躍しているスター選手までが一堂に会する場です。
日本の読者にとっては、オリンピックや世界選手権に向けた選手のコンディションや勢力図を知る手がかりになる大会でもあります。今回の深圳大会での結果は、今後の国際大会でのアジア勢、そして中国本土勢の戦い方を占う材料となりそうです。
日本のファンが注目したいポイント
- 汪順選手のようなベテランが、技術とレース運びで長く第一線を保っていること
- 潘展楽選手のような若手スプリンターが台頭し、男子自由形のレベルを押し上げていること
- 全国体育大会が、アジア競泳全体のレベルアップを映し出す舞台になっていること
国際ニュースとして競泳を追いかけると、タイムやメダルだけでなく、世代交代や各地域の育成スタイルの違いも見えてきます。深圳での全国体育大会競泳は、そうした流れを理解するうえで、2025年を象徴する大会の一つと言えそうです。
Reference(s):
Wang Shun and Pan Zhanle excel at Shenzhen National Games swimming
cgtn.com








