中国第15回全国運動会 女子バスケ決勝、広東が四川を74−68で制し金メダル
中国第15回全国運動会の女子バスケットボール決勝で、広東が四川を74−68で下し、地元・仏山の観客の前で金メダルをつかみました。代表経験者もそろったハイレベルな一戦の内容を振り返ります。
広東が地元で意地の勝利
土曜日に仏山で行われた決勝は、広東と四川という強豪同士の対戦になりました。広東は試合開始直後から主導権を握り、最終的に74−68で勝利し、表彰台の頂点に立ちました。
試合の流れ:序盤リード、中盤の揺さぶり、終盤の踏ん張り
立ち上がりから広東ペース
広東は立ち上がりから積極的に攻め、ヤン・シューユがチェン・ミンリンへのアシストでレイアップを演出し、早々に9−4とリードを広げました。続いてヤン・リウェイの3ポイントが決まり、共同開催地の広東は12−8と優位に立ちます。
四川が第2クオーターで反撃
しかし第2クオーターに入ると、四川も黙ってはいません。リー・ユエンがガオ・ソンへパスを通し、その3ポイントで試合は28−28の同点に。広東のリードは一度リセットされ、緊張感のある展開になりました。
ヤン・シューユの22得点が流れを決定づける
それでも広東は、チェンが果敢にリングへアタックして38−36と再びリードを奪うと、ここから一気にギアを上げます。ヤン・シューユがこの日チーム最多かつ両軍通じて最多となる22得点の一部となる3ポイントを沈め、11−0のラン(連続得点)を完成。点差を二桁まで広げ、試合の主導権を握り直しました。
追いすがる四川を振り切る
四川も終盤にかけて意地を見せます。リー・ユエンが再びガオを生かして3ポイントを決め、点差を8点まで縮めました。しかし守備面ではヤン・シューユへの対応が後手に回り、彼女に簡単なレイアップを許してしまいます。最後まで集中力を切らさなかった広東が6点差で逃げ切り、歓声に包まれる中で金メダルを手にしました。
代表クラスがそろったハイレベルな女子バスケ
この女子バスケットボール決勝には、両チームとも複数の中国代表経験選手が名を連ねていました。そのためプレーの精度、試合運び、局面ごとの駆け引きなど、国際試合さながらのレベルの高さが垣間見えた試合になりました。
とくに広東のヤン・シューユは、得点だけでなくパスやドライブ、守備での読みの良さでも存在感を発揮しました。四川のリー・ユエンとガオ・ソンのコンビも、重要な場面で3ポイントとゲームメイクを担い、試合を最後まで分からない展開に持ち込みました。
この結果が意味するもの
第15回全国運動会の女子バスケットボール決勝は、スコアこそ74−68と一見小さな点差ですが、試合内容は一進一退の攻防が続く見応えのあるものになりました。地元の広東が勝ち切ったことで、会場の雰囲気も含めて女子バスケの盛り上がりを象徴する一戦となりました。
中国の女子バスケットボールやアジアのバスケットボールに関心のある読者にとって、この試合は国内リーグや国際大会につながる選手たちの現在地を知る手がかりにもなります。スコアやスタッツだけでなく、「どのような場面で誰が流れを変えたのか」を追いかけることで、バスケットボールの奥行きがより見えてくるでしょう。
Reference(s):
Guangdong beats Sichuan 74-68 in women's basketball at National Games
cgtn.com








