中国ナショナルゲームズ水泳 18歳Zhang Zhanshuoが1500m制し自由形4冠
第15回ナショナルゲームズ(全国競技大会)の水泳競技4日目は6つの金メダルが争われ、その中でも注目を集めたのが男子1500メートル自由形です。18歳のZhang Zhanshuo選手(山東)がこの種目を制し、200・400・800・1500メートルの自由形個人種目をすべて制覇する圧巻の泳ぎを見せました。
大会第4日のハイライト:男子1500m自由形で18歳が快勝
ナショナルゲームズ水泳競技の男子1500メートル自由形決勝は、中国の深圳で行われました。Zhang Zhanshuo選手はセンターコースのレーン4からスタートし、序盤からレーン5のFei Liwei選手(浙江)と激しいトップ争いを繰り広げました。
序盤は競り合い、終盤で勝負あり
レース前半からおよそ1000メートル地点までは、Zhang選手とFei選手がほぼ並走しながら互いに先頭を譲らない展開となりました。長距離種目ではペース配分と我慢比べが鍵になりますが、この2人の争いはまさに精神力と持久力を試すものだったといえます。
しかし終盤に入ると流れが変わります。Zhang選手がスパートをかけ、一気にリードを広げると、そのままトップでフィニッシュ。タイムは14分52秒73で、堂々の優勝を飾りました。
Fei Liwei選手が銀メダル、地元の陝西代表であるLi Chengyu選手が銅メダルを獲得し、表彰台が出そろいました。
自由形個人で200〜1500mを総なめにした意味
今回の優勝により、Zhang Zhanshuo選手は今大会の男子自由形個人種目を完全制覇しました。具体的には次の4種目です。
- 200メートル自由形
- 400メートル自由形
- 800メートル自由形
- 1500メートル自由形
短中距離寄りの200メートルから、本格的な長距離である1500メートルまでをすべて勝ち切るのは、スプリント力と持久力の両方が求められる難しいチャレンジです。それを18歳という若さで達成したことは、単なる「量」ではなく「質」の高さを示しています。
幅広い距離をこなすオールラウンダー
通常、選手は自分の得意距離に特化してトレーニングを行いますが、Zhang選手は200〜1500メートルまで幅広い距離で結果を出しています。これは以下のような点で注目に値します。
- レースごとに異なるペース配分に対応できる戦術眼
- 連日レースが続く大会スケジュールに耐えうる回復力
- 精神的なプレッシャーの中で安定して実力を発揮するメンタルの強さ
ナショナルゲームズは国内トップレベルの選手が集まる舞台です。その中で自由形個人種目を「全勝」したことは、今後のキャリアにとって大きな自信となり、周囲の期待も一段と高まっていくでしょう。
深圳開催の水泳競技に加わった新たなハイライト
今回の男子1500メートル自由形は、深圳で行われている水泳競技に新たな見どころを加える一戦となりました。大会を通じて、多くのレースや記録が生まれるなか、若いスター候補が躍動する決勝は、開催都市にとっても象徴的な場面となります。
大規模なスポーツ大会を受け入れることは、都市にとって次のような意味を持ちます。
- 国内外からの注目を集めることで都市の認知度が高まる
- スポーツ施設や運営のノウハウが蓄積される
- 地元の子どもや若い世代がトップアスリートの競技を間近で見る機会になる
深圳で行われたこのレースも、単なる一つの決勝ではなく、「水泳都市」としての姿を印象づけるハイライトのひとつになったといえます。
18歳スイマーのこれからに注がれる視線
18歳という年齢を考えれば、Zhang Zhanshuo選手にはまだ伸びしろが大きく残されています。ナショナルゲームズでの自由形4冠は、キャリアの早い段階で刻まれた強いインパクトです。
今後は、国内のほかの大会だけでなく、国際舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのかが注目されます。特に、長距離自由形は世界的にもレベルの高い争いが続く分野であり、その中で存在感を示せるかどうかは、トレーニングと経験の積み重ねにかかっています。
距離を問わず安定した強さを見せる若きスイマーの登場は、競泳界全体のレベルアップにもつながり得ます。深圳での快泳をきっかけに、Zhang選手の名前がこれからどこまで広がっていくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Swimming Dominance: six golds awarded on Day 4 of National Games
cgtn.com








