中国本土で寒波が3連続 強風・気温急降下・大雪に広範囲で警戒
中国本土で11月下旬にかけて、寒波が3回連続して押し寄せ、強風や急激な気温低下、雨・雪が広い範囲にもたらされる見通しであると、中国気象局(China Meteorological Administration)が月曜日に発表しました。本記事では、この国際ニュースを日本語で整理し、どの地域で何が起きる見込みなのかをわかりやすく解説します。
頻発する寒波 1週間で3回の冷え込み
中国気象局によると、この週は中国本土で寒気の活動が活発になり、3つの寒波が立て続けに到来すると予測されていました。いずれの寒波も、強い北風と大きな気温の低下、そして雨や雪を伴い、中国本土の広い範囲に影響する見込みとされています。
すでに中国本土を横断する強い寒冷前線
発表が行われた時点で、比較的強い寒冷前線がすでに中国本土の多くの地域を西から東へ横断していました。この影響で、北西部や北部の一部では月曜日の朝、気温が8〜10度も下がり、場所によっては12度以上の急激な低下が観測されました。同じ地域では、風力8〜10級、場所によっては11級以上に達する強風に加え、浮遊する砂ぼこりや吹き荒れる砂(砂塵)の現象も報告されています。
第1波:11月24〜25日 中部・東部で気温が4〜12度低下
予報によると、11月24〜25日にかけて、この寒気の塊が中国中部と東部に影響を及ぼし、気温は広い範囲で4〜8度低下し、一部の北部地域では10〜12度下がる見込みとされました。長江より北の地域では、北寄りの風が風力5〜7級、突風は8〜9級に達すると予想されています。
また、華北北部や中国東北部では弱いから中程度の降雪が見込まれ、中国南西部の一部では大雪となるおそれがあるとされています。
第2波:11月25〜27日 強い寒波が全国を縦断
その直後には、より強い寒波が控えているとされました。予報では、11月25〜27日にかけて、この寒波が北から南へと中国本土の大部分を覆い、気温を再び4〜8度、所によっては10〜12度押し下げる見通しです。寒波に伴い、北寄りの風が風力5〜7級、突風は8〜9級になるとみられています。
この期間、北西部、北部、東北部では広い範囲で弱いから中程度の雪やみぞれが降る見込みで、一部の地域では大雪や猛吹雪(スノーストーム)となる可能性も指摘されています。
第3波:11月29〜30日 長江以北でさらに冷え込み
3つ目の寒波は、11月29〜30日にかけて長江より北の地域に影響すると予想されました。多くの地域で気温が4〜6度下がり、一部では8〜10度の低下が見込まれています。北部や東北部では北風4〜6級が吹く見通しです。
特に11月29日には、内モンゴル東北部と中国東北部で大雪や猛吹雪が予報されており、短時間で積雪が増える可能性があるとみられています。
専門家が呼びかける対策 服装・移動・安全確保を
気象専門家は、市民に対し、強い寒波に伴う低温や風、砂塵、雪による影響に備えるよう注意を促しています。具体的には、次のような点が挙げられています。
- 最新の天気予報や警報をこまめに確認する
- 暖かい服装や防寒具を用意し、低温への備えをする
- 強風時には仮設の構造物や看板などの近くを避ける
- 砂ぼこりや砂塵が発生している地域では、マスクなどで口や鼻を保護する
- 雨や雪で滑りやすくなった路面に注意し、徒歩や車の移動時に慎重に行動する
短期間に複数の寒波が重なることで、体調管理だけでなく、日常の移動や屋外での活動にも影響が出やすくなります。中国本土の気象状況を知ることは、隣国に暮らす私たちにとっても、冬のリスクにどう向き合うかを考えるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Successive cold snaps to bring chills, wind and snow to China
cgtn.com








