AFCチャンピオンズリーグ・エリート 成都蓉城と上海港が勝利ならず
アジアのクラブ頂点を争うAFCチャンピオンズリーグ・エリートで、中国スーパーリーグ(CSL)の成都蓉城と上海港がホームで勝ち切れず、東地区トップ8入りへ課題を残しました。
成都蓉城、サンフレッチェ広島と1−1ドロー
火曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリートの一戦で、成都蓉城はホームのPhoenix Hill Sports Park Football Stadiumでサンフレッチェ広島と対戦し、1−1の引き分けに終わりました。試合内容では見せ場を作りながらも、リードを守り切れず勝点3を逃しています。
キャプテンがPKを獲得、フェリペが先制点
スコアが動いたのは後半9分(54分)でした。成都蓉城のキャプテン、Tim Chow(ティム・チャウ)がペナルティーエリア内でHayako Araki(ハヤコ・アラキ)に倒され、PKを獲得します。このPKをFelipe(フェリペ)が冷静に沈めました。FelipeはゴールキーパーのKeisuke Osako(ケイスケ・オオサコ)の動きを見極め、逆を突く形でネットを揺らしています。
広島の交代策が的中、わずか数分で同点に
しかし成都蓉城のリードは長く続きませんでした。1点を追うサンフレッチェ広島は後半15分(60分)、Daiki Suga(ダイキ・スガ)とMutsuki Kato(ムツキ・カトウ)を同時投入し、攻撃のスイッチを入れます。そのわずか3分後、Sugaが左サイドから鋭いクロスを供給。ペナルティーエリア内でSota Nakamura(ソタ・ナカムラ)がボールを収め、相手ディフェンスの注意を引きつけてからKatoへラストパスを送ります。Katoがこれを冷静に決め、スコアは1−1の同点となりました。
勝ち切れなかった成都蓉城、順位は10位のまま
試合はその後も両チームがチャンスを作りつつ、追加点は生まれず1−1のままタイムアップ。引き分けにより、成都蓉城は勝点5で東地区10位にとどまりました。一方のサンフレッチェ広島は勝点8で5位につけており、トップ8進出に向けて一歩リードする形です。
上海港もホームで勝利ならず、CSL勢は東地区トップ8圏外
同じく火曜日に行われた試合で、上海港もホームゲームで勝利をつかめず、AFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区のトップ8入りを果たすことはできませんでした。成都蓉城と同様、ホームで勝点3を取り切れなかったことが上位進出を難しくしています。
現時点で、成都蓉城と上海港の2クラブはいずれも東地区のトップ8から外れており、中国スーパーリーグ勢としては悔しい順位にとどまっている状況です。
東アジア勢の拮抗と、中国クラブの今後の課題
AFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区では、日本、韓国、中国などアジア東部のクラブが激しく順位を争っています。今回の結果は、わずかな隙やゲームプランの修正が、勝点3と1の差を生むことを改めて示したと言えます。
成都蓉城にとっては、先制後の試合運びや、相手の交代策にどう対応するかが今後の重要なテーマになりそうです。リードしてからの時間帯でボール保持を高めるのか、カウンターに比重を置くのかといったゲームマネジメントの精度が問われます。
上海港も含め、CSL勢が東地区トップ8へ食い込むためには、ホームゲームで確実に勝点3を積み上げることが不可欠です。特に、拮抗した試合をきちんと勝ち切る力は、ノックアウトステージ進出を左右する要素となります。
ファンが注目したいポイント
今後のラウンドに向けて、ファンが注目したいポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- 成都蓉城が先制後の試合運びをどう改善してくるか
- 上海港がホームでのパフォーマンスを立て直せるか
- サンフレッチェ広島が勝点8からどこまで順位を伸ばすか
- 東地区トップ8争いの中で、中国スーパーリーグ勢が存在感を示せるか
AFCチャンピオンズリーグ・エリートは、東アジアのクラブサッカーの現在地を映し出す舞台でもあります。成都蓉城と上海港が次の試合でどのような修正を見せるのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Rongcheng and Port unable to secure wins in AFC Champions League Elite
cgtn.com








