習近平国家主席、ボランティア精神の強化を呼びかけ 国家復興と中国現代化の原動力に
中国の習近平国家主席が、ボランティア精神を一層高め、社会主義現代化国家の全面的な建設と国家復興を支える力としていくよう呼びかけました。北京で開かれた中国志願サービス連盟(CVSF)第3回代表大会にあてた賀電の中で述べたものです。
北京で開かれた第3回CVSF大会に賀電
習近平国家主席(中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会主席)は、中国志願サービス連盟(CVSF)の第3回代表大会に祝意を示し、賀電を送りました。この大会は今週、木曜から金曜にかけて北京で開催されました。
習主席は賀電の中で、ボランティアサービスは社会の進歩を示す重要な象徴だと位置付け、その意義を強調しました。
ボランティアは社会進歩の重要な象徴
習主席は、ボランティア活動を通じて「真・善・美」の価値観を広め、前向きなエネルギーを社会に広く行き渡らせていくことへの期待を示しました。ボランティアやボランティア団体、専門の担い手が、日々の活動を通じて社会の雰囲気をより良い方向に導いていくことを重視しているといえます。
国家戦略・民生・社会ガバナンスを支える役割
今回のメッセージで特徴的なのは、ボランティアサービスが国家の大きな戦略や人々の暮らし、社会ガバナンスと結びつけて語られている点です。
- 国家戦略を支える活動としてのボランティア
- 人々の暮らし(民生)を支える身近な支援
- 地域コミュニティや社会全体を支えるガバナンスへの貢献
習主席は、こうした分野でボランティアが積極的な役割を果たすことを呼びかけ、中国の現代化を進める原動力の一つとして位置付けています。
ボランティア制度の整備と参加しやすい社会づくり
習主席はまた、ボランティアサービスの制度をさらに改善し、社会全体でボランティアを支え、参加を歓迎する雰囲気を醸成していく必要性も強調しました。
具体的には、
- 活動を支える仕組みやルールの整備
- ボランティアに参加しやすい環境づくり
- ボランティアを評価し、尊重する社会的な風土の形成
といった方向性が示されているといえます。制度と文化の両面から支えることで、より多くの人がボランティアに関わりやすくなることが期待されます。
中国志願サービス連盟(CVSF)とは
中国志願サービス連盟(CVSF)は、2013年12月に設立された全国規模の非営利団体です。ボランティアサービス団体やボランティア本人、関連する機関や組織、個人が自主的に参加して構成されています。
設立以来、CVSFは中国におけるボランティアサービスの発展を後押しし、さまざまな分野での活動をつなぐ役割を果たしてきました。今回の第3回代表大会は、その取り組みをさらに発展させる節目の場となりました。
今回のメッセージをどう読むか
今回の習主席の呼びかけからは、次のようなポイントが見えてきます。
- ボランティアは善意の活動にとどまらず、国家発展の重要な一部として位置付けられている
- 活動を通じて「真・善・美」を広め、社会に前向きなエネルギーを行き渡らせる役割が期待されている
- 制度整備と社会的な雰囲気づくりの両方によって、ボランティア参加を後押ししていく方針が示されている
中国のボランティア政策や社会ガバナンスのあり方を理解するうえで、今回のメッセージは重要なシグナルと言えます。今後、どのような具体的な制度づくりや活動支援が進むのかが注目されます。
Reference(s):
Xi calls for promoting volunteer spirit to serve national rejuvenation
cgtn.com








