ジダンが7年ぶり中国訪問 上海で若手指導と文化交流の姿 video poster
【国際スポーツニュース】サッカー界のレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏が先月11月下旬、7年ぶりに中国を訪問しました。上海を皮切りにした今回の中国ツアーでは、ワールドカップ関連イベントへの参加や若手選手への指導に加え、中国文化への強い関心を見せたことが話題になっています。
- ジダン氏は上海でワールドカップ関連のプロモーションイベントに参加
- 上海交通大学とQibao High Schoolの若手選手にマスタークラスを実施
- 地元住民とシャトルコック遊びを楽しむなど、日常の文化にも触れる
- 前回の訪中での麻雀観戦を振り返り、中国文化をもっと知りたいと語る
本記事では、この中国ツアーの動きと、その背景にあるスポーツと文化交流の意味をコンパクトに整理します。
ジダン、7年ぶりの中国ツアーを上海でスタート
ジダン氏は2025年11月下旬、待望の中国ツアーを上海でスタートさせました。前回の訪中から7年ぶりとなる今回の旅では、サッカーの専門的な知見を伝える場と、中国の文化に触れる時間の両方が組み合わされています。
世界的なスター選手の動向は、欧州のクラブや代表チームの話題になりがちですが、今回は「どのように訪問先の人々と関わるのか」という視点でも注目が集まりました。
上海でワールドカップ関連イベントに参加
上海では、今後開催されるワールドカップに向けた一連のプロモーションイベントに参加しました。サッカー界の象徴的存在であるジダン氏が姿を見せることで、ワールドカップへの関心と期待を高める狙いがあります。
国際大会をめぐるプロモーションは、単なる「宣伝」にとどまらず、開催前から世界のファンや若い世代の関心を呼び起こす役割を果たします。ジダン氏の参加は、その象徴的な一コマと言えます。
上海交通大学で若手選手にマスタークラス
今回の訪問の中でも、教育・育成の側面がはっきり見えたのが、上海交通大学でのマスタークラスです。ジダン氏は同大学を訪れ、同大学の選手とQibao High Schoolの若手選手に向けて特別指導を行いました。
世界トップレベルを経験した人物から直接指導を受ける機会は、若い選手にとって大きな刺激になります。技術だけでなく、トップアスリートとしての姿勢や視点に触れることで、サッカーへの向き合い方そのものを考え直すきっかけにもなり得ます。
- 国際的なスターから直接アドバイスを受ける貴重な場
- 海外のサッカー環境や価値観を身近に感じる機会
- ワールドカップという大舞台を具体的にイメージするきっかけ
こうしたマスタークラスは、単に「有名人が来た」というイベントではなく、次の世代をどう育てるかという観点からも重要な意味を持ちます。
シャトルコック遊びで地元住民と交流
ジダン氏の中国ツアーは、ピッチの外での姿も印象的でした。上海では、地元の住民と一緒に、足でシャトルコックを蹴って楽しむ遊びに挑戦しました。羽根のついたボールを蹴り合うようなシンプルな遊びですが、言葉が完全に通じなくても一緒に楽しめるスポーツ的な交流の場となります。
世界的スターが、スタジアムではなく街中で地元の人々と同じ遊びを楽しむ光景は、「スポーツは特別な施設や大会だけのものではない」というメッセージにもつながります。こうしたありふれた日常の場面こそ、国や地域を越えた理解を深める小さなきっかけになりやすいのかもしれません。
麻雀観戦の思い出と、中国文化への関心
今回が初めての中国訪問というわけではありません。ジダン氏は7年前の訪中の際、中国の人々が麻雀を楽しむ様子を見ていたことで知られています。最近のインタビューでは、そのときの体験を振り返り、以前から中国文化についてもっと学びたいと感じていたことを明かしました。
サッカーという共通言語を持ちながらも、その土地ならではの遊びや生活文化に目を向ける姿勢は、トップアスリートの「第二のキャリア」のあり方とも重なります。競技生活を終えた後も、スポーツと文化を行き来しながら新たな役割を模索している様子がうかがえます。
スポーツと文化交流が重なる現代の国際ニュース
今回のジダン氏の中国ツアーは、国際スポーツニュースでありながら、同時に文化交流のニュースでもあります。ワールドカップ関連イベント、大学でのマスタークラス、街角でのシャトルコック遊び、そして麻雀の思い出──これらは一見バラバラですが、「スポーツが人と人をつなぐ」という一本の線でつながっています。
日本からこの動きを眺めると、スポーツが国と地域、世代や言語の違いを越えて、どのように人々を結びつけうるのかを改めて考えるきっかけになります。スタジアムの勝敗だけでなく、その周辺で生まれる小さな交流にも目を向けることが、これからの国際ニュースの楽しみ方の一つと言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








