香港・Wang Fuk Court火災 警察が周辺捜索を拡大
香港の住宅団地Wang Fuk Courtで発生した大規模火災をめぐり、現場での捜索が新たな段階に入りました。香港警察は、火災で被害を受けた7棟すべての建物内部の捜索を終え、周辺エリアへと捜索範囲を広げる方針です。
7棟の内部捜索を完了、周辺へ
香港警察によると、住宅団地Wang Fuk Courtでは、火災の被害を受けた7棟すべての建物内で遺体の捜索が完了しました。今後は、建物の外にあたる周辺の道路や空き地など、団地の近隣エリアに捜索を広げるとしています。
警察は記者団に対し、住民や関係者からの情報も踏まえながら、行方不明者の手がかりを丹念に探していく姿勢を示しました。
死者159人・行方不明31人
香港警察によりますと、現地時間の水曜日午後2時の時点で、Wang Fuk Courtの火災による死者は159人に達し、なお31人の行方が分かっていません。
- 死者:159人
- 行方不明者:31人
- 対象となった建物:7棟(内部捜索は完了)
大規模な住宅団地での火災という性質上、被害状況の全体像を把握するには時間がかかる可能性があります。大きな災害では、捜索の進展に伴い、死者数や行方不明者数が変動することも少なくありません。
なぜ周辺捜索が重要なのか
火災や建物事故の現場では、多くの場合、建物内部だけでなく周辺エリアの捜索も行われます。避難の途中で倒れた人がいないか、崩れた構造物や飛散したがれきの中に手がかりが残されていないかを確認するためです。
特に高層住宅が密集する都市部では、煙や火から逃れようとした人が建物の外に出て移動するケースも考えられます。こうした可能性を丁寧に追っていくことが、行方不明者の早期発見や身元確認につながります。
続く捜索と住民への影響
今回の火災では、多くの住民が住まいを失ったり、家族や友人の安否が分からないまま不安な時間を過ごしているとみられます。捜索が続くなかで、周辺地域では交通規制や立ち入り制限など、日常生活への影響も出ている可能性があります。
香港警察が捜索範囲を広げる判断を示したことは、安否不明の人を一人でも多く見つけ出そうとする取り組みの一環といえます。被害の全容が明らかになるまでには、なお時間がかかるとみられますが、現場では粘り強い捜索活動が続いています。
Reference(s):
Hong Kong police to expand search to vicinity of fire-hit buildings
cgtn.com








