谷愛凌がスノーリーグ女子ハーフパイプ制覇 中国勢が表彰台独占
谷愛凌がスノーリーグ女子ハーフパイプ制覇 中国勢が表彰台独占
フリースタイルスキーの招待制大会「スノーリーグ」の女子ハーフパイプで、中国のGu Ailing選手が優勝し、Zhang Kexin選手とLi Fanghui選手が続いて、中国勢が表彰台を独占しました。本記事では、結果のポイントと大会フォーマットの特徴をコンパクトに整理します。
河北・張家口で「ホーム」に戻ったGu Ailing
現地時間の土曜日、中国北部・河北省張家口市のGenting Snow Parkで行われたスノーリーグ女子フリースキー・ハーフパイプでは、開催国の選手たちが強さを見せつけました。
優勝したのはオリンピックチャンピオンのGu Ailing選手。2位にZhang Kexin選手、3位にLi Fanghui選手が入り、1〜3位を中国勢が占める結果となりました。
Gu選手にとってハーフパイプの大会出場は約1年ぶりとされ、久しぶりの復帰戦が「ホーム」に近い場所での優勝となりました。Gu選手は大会後、次のようにコメントしています。
「ここChongliに戻ってこられて、また勝つことができて本当に驚くほどうれしいです。ここは自分のホームコースのような場所。スタートゲートに戻って来られて、とても楽しかったです。」
スノーリーグとは何か FISとは独立した招待制イベント
今回のスノーリーグは、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)とは独立して開催される招待制イベントです。世界各地からフリースキーとスノーボードのトップ選手が招かれ、通常のワールドカップとは異なる形式で競い合います。
特徴的なのは、次のような大会フォーマットです。
- FISの公式シリーズとは別枠の独立イベントであること
- 招待されたトップレベルのライダーだけが出場できること
- 1対1の勝ち抜き方式(ヘッドトゥヘッド)のトーナメント形式を採用していること
この1対1の勝ち抜き方式により、勝敗はより予測しにくくなります。一方で、選手には高い難度のトリックだけでなく、何本滑っても崩れない「安定感」とメンタルの強さが求められます。
準決勝から見えた中国勢の層の厚さ
女子ハーフパイプの準決勝では、中国勢の強さが際立ちました。Gu Ailing選手が同じ中国のLi Fanghui選手を破り、もう一方の組ではZhang Kexin選手が米国のSvea Irving選手に勝利しました。
この時点で、決勝にはGu選手とZhang選手が進出し、中国勢による金メダルと銀メダルの独占が確定しました。Irving選手とLi選手は3位決定戦に回ることになります。
ベスト・オブ・スリー(3本勝負)で行われた決勝では、Gu選手が2本続けてクリーンなランを決め、ストレートで勝利しました。3位決定戦ではLi選手がIrving選手を上回り、中国勢が金・銀・銅すべてのメダルを手にする結果となりました。
長年の仲間と分かち合った表彰台
Gu選手は、Zhang選手とLi選手という「長年の仲間」と共に表彰台に立てた喜びを強調しました。
「ZhangとLiと一緒に表彰台に立てたことは本当に特別です。私たちは何年も前から互いに競い合い、高め合ってきました。この瞬間を中国での大会で共有できたことは、私にとって大きな意味があります。」
単に1大会の勝敗にとどまらず、同じチームで練習し、長く競い合ってきた選手同士がそろって結果を出したことは、中国女子フリースキー陣の厚みを象徴する出来事とも言えます。
国際ニュースとして見えるもの──新しい大会フォーマットと選手の存在感
今回のスノーリーグは、FISとは別の枠組みで行われる招待制大会でありながら、世界のトップライダーが集う舞台となりました。1対1の勝ち抜きやベスト・オブ・スリーといったフォーマットは、観客にとっても分かりやすく、1本ごとの勝負の重みを際立たせます。
そして、その舞台で約1年ぶりにハーフパイプに戻ってきたGu Ailing選手が優勝し、中国勢が表彰台を独占したことは、冬季スポーツの国際シーンにおける同国の存在感の大きさをあらためて印象づける結果となりました。
2025年の冬シーズンが本格化するなか、スノーリーグのような新しい形式の大会がどのように広がっていくのか、そしてGu Ailing選手をはじめとする中国のライダーたちが今後どのような滑りを見せてくれるのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Gu Ailing leads China's podium sweep in Snow League freeski halfpipe
cgtn.com








