香港立法会選挙を中国中央政府が高く評価 高品質な民主主義の成果とは
中国中央政府の関係機関が、香港特別行政区で行われた第8期立法会(LegCo)選挙を「高品質な民主主義」を体現する重要な成果だと評価しました。選挙が安全かつ円滑に実施され、投票率も前回から大きく伸びたことが、その理由として挙げられています。
第8期立法会選挙を「高品質な民主主義」の成果と位置づけ
香港とマカオ問題を担当する中国国務院香港マカオ事務弁公室の報道官は、最近実施された香港特別行政区の第8期立法会選挙について、香港の民主制度を一層「質の高いかたち」で発展させるうえで重要なマイルストーンになったと述べました。
報道官によれば、選挙は全体として安全で秩序立ち、円滑に進行しました。選挙委員会界別、機能別選挙区、地方選挙区のそれぞれで投票率が前回選挙から大きく上昇し、香港社会の民意が力強く表れたとしています。
- 全体として安全かつ秩序ある運営
- 各選挙区で投票率が前回から大きく上昇
- 香港社会の民意がよりはっきりと示されたと評価
大埔の火災事故と社会の結束
選挙戦が本格化する中で、大埔地区では突然の火災事故が発生し、香港に大きな衝撃を与えました。報道官は、この出来事が社会に深い痛みを残したとしつつも、香港特別行政区政府や各界、有権者の協力により、選挙そのものは「完全な成功」に至ったと強調しました。
こうした経緯は、香港社会の団結力や困難を乗り越える強さ、そして前へ進もうとする決意を示すものだとされています。同時に、愛国者による香港統治の原則の下で整備が進められてきた新たな選挙制度の進歩と優位性が、今回のプロセスを通じて浮かび上がったと報道官は述べました。
「愛国者」が担う新たな立法会
報道官は、新たに選出された立法会議員について、「国と香港を愛し、能力と責任感を備え、地域社会への奉仕に献身する人材」で構成されていると評価しました。これらの議員は、有権者から幅広い支持と信認を得ているとしています。
中国中央政府側は、新任議員が今後、香港での一国二制度を全面的かつ揺るぎなく実行し、常に国家の主権・安全・発展上の利益を最優先に据えることへの期待も示しました。また、香港が国家全体の発展戦略によりよく溶け込み、その中で積極的な役割を果たすよう、立法会が橋渡し役として機能することに期待を寄せています。
- 一国二制度の着実な実行
- 国家の主権・安全・発展利益の擁護
- 香港のさらなる発展と国家全体への貢献の後押し
これから問われる「高品質な民主主義」のかたち
今回の選挙とそれに対する中国中央政府の評価は、香港の民主制度がどのような方向に進もうとしているのかを示すシグナルでもあります。「高品質な民主主義」という言葉に込められた内容は、今後の立法会での議論や政策づくりを通じて、具体的なかたちとなっていくことになりそうです。
社会の安全や秩序を保ちつつ、多様な意見をどのようにすくい上げ、暮らしや経済の安定につなげていくのか。新たな立法会と香港特別行政区政府の関係、そして中国全体の発展との接点が、これから一つひとつ試されていきます。今回の選挙は、そのスタートラインとして注目を集めています。
Reference(s):
Central government agencies speak highly of Hong Kong LegCo election
cgtn.com








