CBAクラブカップ第2回大会、山東キリンズが青島を破り準々決勝進出
山東が激戦を制し、準々決勝の最後の切符を獲得
バスケットボールのCBAクラブカップ第2回大会のグループステージ最終戦で、山東キリンズ(Shandong Kylins)が青島イーグルス(Qingdao Eagles)を100−93で下し、準々決勝進出を決めました。グループAの最後の1枠をかけた直接対決を制したことで、今大会のベスト8が出そろったかたちです。
ガオ・シーヤンとパウエルの連係が流れを変える
試合終盤、山東はガオ・シーヤンがボール運びとゲームメイクで存在感を発揮しました。まず、ガオのアシストからジェイレン・パウエルがコーナーから3ポイントシュートを沈め、山東はリードを8点に広げます。
続いて、デリック・パーセルが再びパウエルをコーナーでフリーにし、もう一度3ポイントを成功。連続する外角シュートで、山東はリードを2桁に乗せ、試合の主導権をぐっと引き寄せました。
青島のジョセフ・ヤング、32得点の大活躍
一方で、青島イーグルスはジョセフ・ヤングが反撃の中心となりました。ヤングは長距離からの3ポイントを決め、一時は点差を1点まで詰める場面もつくります。その後もドライブからのレイアップを決め続け、最終的にはゲーム最多となる32得点をマークしました。
それでも、要所で山東のディフェンスとシュート精度が上回り、青島はあと一歩届きませんでした。
クリスのインサイドとパーセルのスティールが勝負を決定づける
山東は、マーキース・クリスのレイアップでリードを再び5点に戻し、インサイドでも優位性を示します。さらに、終盤にはクインダリー・ウェザースプーンのわずかなミスをパーセルが見逃さずスティールし、そのままレイアップに持ち込んで貴重な得点を追加しました。このプレーで山東は4点のリードを確保し、流れを完全に自分たちのものにしました。
最後はガオ・シーヤンが勝負どころでしっかり得点を重ね、タイムマネジメントも含めて試合を締めくくりました。スコアは100−93となり、山東が接戦を振り切っています。
この試合から見える山東の強み
今回の一戦では、山東キリンズのいくつかの強みが際立ちました。
- 終盤の決定力:勝負どころでの3ポイントとレイアップを確実に決め、リードを守り切りました。
- ガード陣のゲームコントロール:ガオ・シーヤンを中心に、ペースを落ち着かせながら要所でスピードアップする運びが光りました。
- 守備から攻撃への切り替え:パーセルのスティールからの速攻など、ディフェンスがそのまま得点につながる場面が見られました。
準々決勝へ、鍵を握るのは自分たちの戦い方
グループステージ最終戦で追い詰められながらも勝ち切った経験は、山東にとって大きな自信となりそうです。特に、外角シュートとインサイドのバランス、そして終盤の集中力は、トーナメント方式の戦いで大きな武器になります。
一方、青島イーグルスはヤングが32得点と個人としては素晴らしい数字を残しましたが、チームとしてリードを奪い切るところまでは届きませんでした。高い個人能力をどうチーム戦術に落とし込むかが、今後の課題として浮かび上がります。
CBAクラブカップ第2回大会は、グループステージを終えてここからノックアウト方式の準々決勝に入っていきます。山東キリンズが、今回見せた終盤の勝負強さをどこまで維持できるのか。短期決戦ならではの緊張感の中で、次の一戦にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








