中国とシンガポール、重慶で協力枠組み会合へ 12月15〜16日に4会議
2025年12月15〜16日に、中国とシンガポールが重慶で主要な二国間協力会合を相次いで開く予定です。経済・産業から都市開発まで、複数の長期プロジェクトを同時に点検する場となり、協力の「現在地」が見える日程になりそうです。
何が起きる?—重慶で4つの協力会合を共同議長
中国外務省の報道官が12月12日(金)に発表したところによると、シンガポール共和国のガン・キムヨン副首相兼貿易産業相が、中国の丁薛祥副総理(中国共産党中央政治局常務委員)からの招待を受け、12月15〜16日に中国を訪問します。
訪問中、丁副総理とガン副首相が共同議長を務め、重慶で次の4会合が開催される予定です。
- 第21回 中国・シンガポール二国間協力合同評議会(Joint Council for Bilateral Cooperation)
- 第26回 中国・シンガポール蘇州工業園区 共同運営指導評議会
- 第17回 中国・シンガポール天津エコシティ 共同運営指導評議会
- 第9回 中国・シンガポール(重慶)戦略的相互接続性実証イニシアチブ 共同運営指導評議会
会合が「一括開催」される意味
今回の特徴は、二国間の包括協議に加えて、複数の象徴的プロジェクト(工業園区、エコシティ、相互接続性)を同じ訪問日程でまとめて扱う点です。議題の詳細は現時点で示されていませんが、一般にこうした枠組み会合では、
- 進捗確認(投資、運営、制度面の調整)
- 次年度・次段階の重点分野の整理
- 担当当局間の連携強化
などが話し合われ、協力メニューが更新されていきます。重慶という開催地は、とくに「中国・シンガポール(重慶)戦略的相互接続性実証イニシアチブ」との結びつきを想起させる設定です。
節目のタイミング—重慶プロジェクト開始10周年
発表によれば、これらの会合は「中国・シンガポール(重慶)プロジェクト」開始から10周年という節目に合わせて行われます。記念年の会合は、これまでの成果の確認だけでなく、次の10年に向けた優先順位の再設定がテーマになりやすいのが特徴です。
今後の注目点
今回の訪中と会合をめぐっては、会議後にどの分野が重点として示されるのかが焦点になります。都市開発・産業協力・相互接続性といった複数の枠組みが並走するため、合意や方向性がどの枠に整理されるのかによって、読み取り方も変わってきます。
12月15〜16日の会合結果として、共同発表や具体的な協力項目が示されるかどうかが注目されます。
Reference(s):
China, Singapore to hold bilateral cooperation meetings in Chongqing
cgtn.com








