北京の李斌選手、全国障害者大会で金メダル2冠 走幅跳と4×100mリレー制す
中国・広東省広州市で開催中の「第12回 全国障害者運動会」と「第9回 全国特別奥林匹克運動会」で、北京のベテラン選手・李斌(リ・ビン)選手が男子走幅跳(聴覚障害カテゴリー)と男子4×100メートルリレー(同)の2種目で金メダルを獲得しました。36歳でつかんだ“2冠”は、競技の現場に静かな熱をもたらしています。
走幅跳は「5回目の跳躍」で逆転
李選手が最初に臨んだのは、男子走幅跳(聴覚障害カテゴリー)です。競技は最初の3回の試技を経て上位8人が決勝へ進む形式で行われました。
報道によると、福建の陳文俊(チェン・ウェンジュン)選手が2回目の試技で6.82メートルを記録し、序盤はリードします。しかし李選手は、勝負どころとなった5回目の試技で6.95メートルを跳び、陳選手を逆転。そのまま金メダルを手にしました。
続く4×100mリレーでも北京が頂点
勢いはそのまま、男子4×100メートルリレー(聴覚障害カテゴリー)の決勝へ。李選手はチームメートとともに最後まで粘り強く走り、北京チームは42秒29で優勝。李選手はこの日2つ目のタイトルを加えました。
「4度目の出場で、家族に見せたい」李選手の言葉
レース後、李選手は記者団に次のように語ったとされています。
- 「金メダルを獲れてとてもうれしい」
- 「全国パラリンピック(全国障害者運動会)への出場は今回が4回目で、私はもう36歳。とても感情が込み上げる」
- 「走幅跳で金メダルを獲り、以前のタイトルに加えることができた」
- 「子どもや家族に、早くこの2つの金メダルを見せたい。きっと誇りに思ってくれる」
記録の数字だけでは語りきれないのが、こうした大会の魅力です。年齢を重ねても挑戦を続け、勝負の一瞬で結果を引き寄せる――李選手の2冠は、スポーツが持つシンプルな力をあらためて感じさせます。
※本記事は、広州市で金曜日に行われた競技結果と、報道された選手コメントに基づいて構成しています。
Reference(s):
Li Bin wins two golds at National Games for Persons with Disabilities
cgtn.com








