王毅外相「中国本土はサウジの最も信頼できるパートナーに」両国協力が加速
中国本土は、サウジアラビアの「国家再活性化」の歩みにおいて、最も信頼できる安定的なパートナーになる用意がある――。王毅・中国外交部長が日曜日、サウジのムハンマド皇太子兼首相と会談し、こうした考えを伝えました。エネルギーに加え、新エネルギーや人工知能(AI)など将来産業へ協力領域を広げる方針が示された点が、いまの国際ニュースとして注目点です。
会談で何が語られたのか
発表によると、王毅氏は「中国本土はサウジの国民的な再活性化の過程で、最も信頼でき、最も頼りになるパートナーとなる準備ができている」と述べました。その上で、以下のような協力の方向性を示したとされています。
- あらゆる分野での互恵的協力(全方位の協力)の強化
- 伝統的なエネルギー協力(従来の協力)の強化
- 新興産業・未来産業への協力拡大
- 中国・サウジ「包括的戦略パートナーシップ」の新たな展望を開く
王毅氏は、中国共産党中央委員会政治局委員でもあります。
サウジ皇太子「一つの中国原則を堅持」 協力分野を拡大へ
ムハンマド皇太子は、二国間関係を「より高いレベル」へ引き上げるため中国本土と協力する考えを示し、サウジが「一つの中国原則」を常に堅持していると述べたとされています。
また、協力分野として、石油・ガスに加え、新エネルギー、AI、ハイテク分野を挙げ、協力をいっそう深めたい意向を示しました。
次の焦点は「2026年の2つの首脳級会議」とFTA交渉
会談では、今後の具体的な日程として、2026年に中国本土が開催を予定する以下の枠組みへの言及がありました。
- 第2回 中国・アラブ諸国サミット(2026年)
- 第2回 中国・湾岸協力会議(GCC)サミット(2026年)
皇太子は、これらへの支持を表明し、さらに「中国・GCC自由貿易協定(FTA)」交渉の早期妥結を後押ししたい意向も示したとされています。王毅氏も、GCC諸国とともにFTAの早期妥結に向けて取り組む考えを述べ、皇太子に対しては「来年(2026年のサミットに向けた)訪中」を歓迎する意向を伝えたとされています。
中東の安定と多国間連携—「定期的な意思疎通」へ
皇太子は、中国本土がサウジとイランの関係正常化を促したことへの謝意を示し、国際・多国間の場でも中国本土と定期的に意思疎通と調整を行う用意があると述べたとされています。
王毅氏も、サウジと緊密なコミュニケーションを続け、中東の平和と安全に「より多くの安定要因」を注入していく用意があるとしました。
(新華社の情報を含む)
Reference(s):
Wang Yi: China ready to be Saudi Arabia's most trustworthy partner
cgtn.com








