香港の司法判断めぐり中国が反論「外部の干渉は成功しない」
香港の司法判断をめぐり、中国外務省の香港特別行政区(HKSAR)駐在機構である外交部駐港特派員公署の報道官が2025年12月15日、ジミー・ライ氏の事件の評決に関する「中傷的な言及」を強く非難し、断固反対する姿勢を示しました。外部からの政治的圧力が司法手続きに影響を与えるべきではないという点が、今回の発言の中核です。
何が起きたのか:評決への「中傷」に強く反発
報道官は、ジミー・ライ氏の事件をめぐる評決について、英国、オーストラリア、米国、ドイツ、欧州連合(EU)および一部政治家から、香港の司法に対する非難や中傷があったとした上で、これを「露骨な干渉」だと批判しました。
中国側の主張:「報道の自由とは無関係」
報道官は、当該事件は「報道の自由とは関係がない」と述べています。その上で、ライ氏を擁護(ホワイトウォッシュ)したり、政治的圧力で司法手続きに介入したりする動きは、法の支配の精神を踏みにじるものだ、という認識を示しました。
「人権」「自由」をめぐる見立て:ダブルスタンダード批判
さらに報道官は、一部の国や政治家が「人権」や「自由」を口実に、香港の法の支配を長期にわたって貶め、香港の不安定化を狙ってきたと主張しました。こうした態度は「典型的なダブルスタンダード」だとしています。
争点はどこにあるのか:「香港の内部事項」という位置づけ
報道官は、当該事件はHKSARの内部事項だと述べ、香港の問題は中国の内政であるとして、関係する国や政治家に対し「干渉をやめるよう」求めました。
このニュースをどう読むか:司法と政治の境界線
今回の発言は、香港の司法判断に対する海外の評価・批判と、中国側が強調する「司法の独立した手続き」と「内政不干渉」の論点が、正面からぶつかっていることを示しています。国際社会の言葉がどこまで「意見表明」で、どこから「干渉」になるのか――その線引きは、今後も議論になりそうです。
Reference(s):
China says external interference in HK's judiciary doomed to fail
cgtn.com








