中国の王毅外相、ベネズエラ外相と電話会談 主権と「一方的ないじめ」反対を確認
2025年12月17日、中国の王毅外相が、ベネズエラのイバン・ヒル外相の要請を受けて電話会談を行いました。主権の尊重や「一方的ないじめ(bullying)」への反対をめぐり、双方の立場が交わされた形です。
何があった?——電話会談の概要
発表によると、電話会談はヒル外相側の要請で実施されました。ヒル外相はベネズエラの国内状況を説明し、政府と人々が国家の主権と独立を断固として守り、正当な権利・利益を守り抜く考えを強調しました。また、いかなる形のパワー・ポリティクス(力の政治)や威圧、いじめも受け入れない姿勢を示したとされています。
王毅外相の発言:戦略的パートナーとしての「相互信頼」
王毅外相は、中国とベネズエラは戦略的パートナーであり、相互信頼と相互支持は中ベネズエラ関係の長年の伝統だと述べました。王毅外相は中国共産党中央政治局委員でもあります。
焦点は「一方的な圧力」への姿勢と、対外協力の選択権
王毅外相は、中国があらゆる形の一方的ないじめに反対し、各国が自国の主権と国家の尊厳を守ることを支持すると改めて表明しました。さらに、ベネズエラには他国と互恵的な協力を独立して発展させる権利があるとし、国際社会がベネズエラの正当な権利・利益を守る立場を理解し支持している、との見方を示しました。
今回の通話で見えたポイント(整理)
- ベネズエラ側:国内状況を説明し、主権と独立の防衛、威圧への不受容を強調
- 中国側:戦略的パートナー関係と相互支持の継続を確認
- 共通の言葉:一方的な圧力や威圧に否定的な立場を前面に
- 今後の焦点:互恵協力の進め方と、国際社会の受け止め方
国際政治では、当事国が「主権」や「尊厳」といった言葉をどの局面で強く打ち出すかが、協力の枠組みや相手国との距離感を映すことがあります。今回の電話会談は、そうしたメッセージを双方が確認し合う機会になったと言えそうです。
Reference(s):
Chinese FM Wang Yi holds phone call with Venezuelan FM Yvan Gil
cgtn.com








