北京で「鏡の向こうへ」開幕 イタリア現代美術65点、2026年3月まで
2025年12月16日、北京市内のガーディアン・アートセンターで、イタリア現代美術展「Beyond the Mirror: Italian Contemporary Art Exhibition(鏡の向こうへ)」が開幕しました。自然・人間・歴史・日常を軸に、時代をまたぐ対話を試みる構成が、いまの国際文化交流の空気感を映します。
展覧会の概要:13人の作家、65点・65組で描く“いま”
会期は2026年3月10日まで。イタリアの著名な現代作家13人による作品65点・65組が一堂に会し、それぞれの視点と制作手法で、同時代の感覚を多層的に示します。
- 都市の景観が変化していく瞬間をとらえる作品
- 自然哲学への思索を深める作品
- 光と影、物質(素材)の境界を押し広げる試み
同じ「現代美術」という枠にありながら、関心の置きどころが異なる作品群が並ぶことで、鑑賞者は一つの答えよりも、複数の問いを持ち帰るタイプの展示になっています。
なぜこのタイミングか:中伊国交樹立55周年の節目
主催者側の説明によると、本展は中国とイタリアの外交関係樹立55周年を記念する企画の一つとして位置づけられています。国境を越えた現代絵画の対話を深める「交流の場」として、作品そのものだけでなく、見方や語り方の違いが可視化されやすいのがポイントです。
見どころ:テーマは大きく、表現は静かに尖る
「自然/人間/歴史/日常」というテーマは一見大きく聞こえますが、作品は必ずしも大げさな主張に寄りかかりません。都市の輪郭、素材の手触り、光の移ろいといった細部から、鑑賞者の感覚をゆっくり立ち上げるアプローチが中心だとされています。
鑑賞のヒント(スマホで読む人向けのメモ)
- まずは「都市」「自然」「光と影」など、自分が引っかかる軸で数点だけ追う
- 次に、別の作家の“似ているようで違う”表現を見比べる
- 最後に、日常を扱う作品に戻って、見え方が変わったか確かめる
開幕からまだ間もない(2025年12月18日現在)展示です。年末年始の街の空気が変わる時期に、同じ「いま」を別の角度から眺める機会として注目されそうです。
Reference(s):
cgtn.com








