『アバター3』が中国本土で公開 前売り1億元超えで興行スタート
ハリウッド大作『アバター3』が、きょう2025年12月19日に中国本土で公開されました。公開前日の時点で前売り興行収入が1億元(約1400万ドル)を突破し、年末の映画市場に向けた勢いを示しています。
公開前に前売り1億元超え データが示す熱気
中国本土の映画データプラットフォームであるBEACON Proによると、12月18日夜の時点で『アバター3』の前売り興行収入はすでに1億元を超えていました。これは公開前から多くの観客がチケットを確保していることを意味し、初日以降の興行も高い水準で推移する可能性をうかがわせます。
- 前売り興行収入:1億元超(約1400万ドル)
- チケットアプリTaopiaopiaoでの「見たい」登録:87万人超
- 登録者のうち女性が過半数
大手オンラインチケットアプリのTaopiaopiaoでは、87万人以上が『アバター3』を「見たい」と登録しており、この作品への関心の高さが数字にも表れています。
女性観客が過半数 ブロックバスターの顔ぶれに変化
注目されるのは、この事前登録者のうち、女性が過半数を占めている点です。スケールの大きいSF・アクション作品は、これまで男性客が中心というイメージもありましたが、今回のデータは、物語性や映像表現を楽しむ女性観客が厚い層として存在していることを示唆しています。
映画館にとっても、男女ともに幅広い層を呼び込める作品は、年末の興行ラインアップを組み立てるうえで重要な存在になります。『アバター3』は、その役割を担う一本として期待されているといえそうです。
海南島国際映画祭でのPRが公開を後押し
公開に先立ち、監督のジェームズ・キャメロンは中国本土で開かれた海南島国際映画祭に出席し、『アバター3』をアピールしました。この場でのプロモーションが、作品への期待感をさらに高める役割を果たしたとみられます。
国際映画祭が、作品そのものの評価の場であると同時に、中国本土の観客に向けた発信のチャンネルとしても機能していることがうかがえます。監督や出演者が直接現地を訪れることで、オンラインの宣伝とは違った「近さ」を感じる観客も多いでしょう。
年末の映画市場に広がる「アバター効果」
公開前から数字の面で存在感を見せた『アバター3』は、中国本土の年末興行シーズン全体にも影響を与えそうです。大型作品に観客が集まることで映画館の足元ににぎわいが生まれ、他の作品への波及効果も期待できます。
今後、公開後の興行推移がどこまで伸びるのか、そして女性を含む幅広い観客層がどのように作品を受け止めるのか。中国本土の映画市場を語るうえで、『アバター3』の動向はしばらく注目を集めそうです。
Reference(s):
'Avatar 3' makes grand debut in China, fueling box office boom
cgtn.com








