CBAでウェザースプーンが56得点 青島が開幕3連勝、北京は今季初黒星
木曜日に行われた中国本土の男子プロバスケットボールリーグ(CBA)で、青島イーグルスが本拠地の青島(山東省)で南京モンキーキングスに99―88で勝利し、今季開幕からの連勝を3に伸ばしました。中心となったのは、56得点の圧巻パフォーマンスを見せたアメリカ人ガード、クインダリー・ウェザースプーンです。
ウェザースプーン、効率的な56得点でゲームを支配
ウェザースプーンはこの試合でフィールドゴール20本中16本成功、フリースローは20本中19本成功と、高い決定力を発揮しました。今季のCBAでここまでの最高得点となる56得点を記録し、一人でチーム得点の半分以上をたたき出したかたちです。
前半からエンジン全開で、第一クォーターから第三クォーターまで全てで二桁得点に到達。青島は第三クォーター終了時点で84―66と18点差をつけ、試合の主導権を握りました。
第四クォーターに入ってもウェザースプーンの勢いは衰えず、今季CBAで初めて50得点の大台に乗せた選手となりました。青島は終盤まで二桁リードを保ち、危なげなく11点差で勝利を収めています。
新疆が北京を撃破 主力負傷で流れが一変
同じく木曜日に行われた注目カードでは、新疆フライングタイガースが北京ロイヤルファイターズを北京で105―95で下し、今季2勝目を挙げました。
試合は立ち上がりから北京にとって厳しい展開となりました。第1クォーター開始からわずか2分で、オールスター級のビッグマンであるシェン・ズージェが足首を痛めたとみられるアクシデントでコートを後にします。
守備の要を欠いた北京は、その後ペイントエリア(ゴール下周辺)を新疆に攻め込まれる場面が目立ちました。新疆は前半だけで66得点を奪い、ハーフタイムには17点リードと試合を大きくリードします。
後半、北京はガードのGrant Rillerのドライブと、Zou Yuchenの外からのシュートを軸に反撃。第三クォーターで8点差まで詰め寄りましたが、第四クォーターに再び新疆が立て直し、二桁差に引き離して勝負を決めました。
この結果、新疆と北京はいずれもシーズン成績2勝1敗となり、序盤戦で拮抗した位置関係に立っています。
その他の試合結果
木曜日にはほかにも複数のカードが行われました。ホームチームを先に記すスコアは次のとおりです。
- 寧波ロケッツ 81―72 深圳レパーズ
- 福建スタージョンズ 80―98 広厦ライオンズ
- 吉林ノースイーストタイガース 90―80 天津パイオニアーズ
- 山西ルオンズ 102―91 浙江ゴールデンブルズ
序盤戦から見えるCBAの今季トレンド
青島の開幕3連勝、新疆と北京の2勝1敗スタートといった成績からは、今季のCBAが早くも激しい順位争いの様相を見せ始めていることがうかがえます。
青島のようにエースガードの得点力に大きく依存するチームもあれば、北京のようにインサイドの主力が倒れた途端、守備バランスが崩れてしまうチームもあります。一人の選手の存在感が非常に大きい一方で、その不在がチーム全体に与える影響も改めて浮き彫りになった一日でした。
シーズンはまだ始まったばかりですが、序盤の連勝・連敗はクラブの雰囲気やローテーションの組み方にも影響します。今後、各チームがケガ人への対応や戦術の微調整を通じて、どのように修正していくのかにも注目が集まりそうです。アジアのプロバスケットボールの中でも層の厚いリーグであるCBAの動向は、今後の国際大会や選手のキャリアの行方を考えるうえでも、静かにフォローしておきたいテーマと言えそうです。
Reference(s):
Weatherspoon leads Qingdao to victory over Nanjing with epic 56 points
cgtn.com







