福建海警、金門周辺で定例パトロール 台湾海峡の航行秩序を強調
中国海警局の地域当局によると、福建海警は2025年12月18日(木)、台湾海峡の金門周辺海域で、法に基づく定例の法執行パトロールを実施しました。現場での具体的な措置として、編隊航行や識別・確認、無線による警告などを行ったとしています。
発表のポイント:何が行われたのか
中国海警局 東海海区局の報道官、朱安慶(Zhu Anqing)氏は、今回のパトロールについて次のような対応を取ったと説明しました。
- 編隊での機動(maneuvering-in-formation):一定の隊形を組んで海域を巡航
- 識別・確認(identification and verification):周辺で活動する船舶の確認
- 無線による警告(radio warnings):必要に応じた呼びかけや注意喚起
いずれも「重点海域」での法執行パトロールを強化するための措置だとしています。
「今年に入ってから」海上管理を強化――当局の説明
朱氏は、2025年に入ってから、関連海域での海上管理(maritime controls)を一段と強化してきたと述べました。その目的として、次の点を挙げています。
- 台湾海峡の両岸の漁民の「正当な権益」の保護
- 漁民の生命と財産の安全確保
- 当該海域における通常の航行・操業秩序の維持
今回の発表は、パトロールの実施を伝えると同時に、海上の秩序維持と安全確保を前面に出した説明になっています。
金門周辺の「定例パトロール」が持つ意味
金門周辺海域は、漁業や航行が重なる場所でもあります。こうした海域で当局が「定例」としてパトロールの実施を発信することには、現場での管理のあり方や、船舶の行動に求めるルールを明確にする狙いがにじみます。
一方で、発表文面は「法執行」「警告」といった言葉も含むため、海上で活動する関係者にとっては、運航上の注意点(無線への応答、航行ルールの順守など)を再確認する材料にもなりそうです。
今後の注目点:現場の“運用”が安全を左右する
今回示されたのは、編隊航行、識別・確認、無線警告といった運用です。こうした運用は、海上の安全確保に資する一方、現場での接触機会も増え得るため、予見可能性(何が行われるかが分かる状態)と、コミュニケーションの確実性が重要になります。
当局が強調する「正常な航行・操業秩序」が、現場でどのように積み重ねられていくのか。台湾海峡をめぐるニュースとして、引き続き動きが注目されます。
Reference(s):
Fujian Coast Guard conducts routine patrols in waters near Kinmen
cgtn.com








