香港・大埔の集合住宅火災、死者161人に DNA鑑定で身元確認続く
香港の大埔(Tai Po)で起きた集合住宅の火災をめぐり、香港特別行政区(香港特区)政府は2025年12月20日(土)、死者が161人に達したと発表しました。被害者の身元確認はDNA鑑定で続けられており、当局は今後さらに死者数が増える可能性にも言及しています。
いま何が起きているのか:身元確認はDNA鑑定が中心
今回の発表のポイントは、死者数の更新だけでなく、全員の特定に向けた作業が続いているという点です。大規模災害では、身元確認が遅れるほど家族の不安が長引き、行政の支援手続き(遺族対応、各種給付、住まいの再確保など)も進めにくくなります。
そのため、DNA鑑定は「数字の確定」のためだけでなく、遺族が次の手続きに進むための前提にもなります。
死者数「増える可能性」──なぜ断定できないのか
香港特区政府は、死者数が今後さらに増える可能性があるとしています。大規模火災では、救助・捜索の進捗や、医療機関で治療を受けていた人の容体変化などで、後から被害規模が更新されることがあります。
今後の焦点:発表を待つべきポイント
- 身元確認の進捗:DNA鑑定の完了状況、遺族への通知の進め方
- 被災者・遺族支援:避難先の確保、生活再建、心理的ケアの枠組み
- 安全確認と再発防止:集合住宅の防火体制や避難導線の点検がどの範囲で行われるか
静かな注目点:数字の更新が示す「現場の時間」
死者数が大きく報じられる一方で、現場では「特定する」「連絡する」「引き渡す」といったプロセスが積み重なっていきます。災害対応のニュースは、ともすれば速報性に引っ張られがちですが、身元確認が続いているという事実は、今もなお現場の時間が進行中であることを示しています。
Reference(s):
cgtn.com








