FISフリースタイルW杯崇礼大会、中国本土勢がエアリアル席巻
フリースタイルスキーのFISワールドカップ(W杯)が行われた河北省張家口市崇礼の雲頂スノーパークで、中国本土のエアリアル陣が土曜日、男女そろって圧倒的な強さを見せました。女子では表彰台を独占し、男子でも1・2フィニッシュを決め、ホームの観客を大いに沸かせました。
女子エアリアル、中国本土勢が表彰台を独占
女子エアリアルでは、中国本土の孔凡玉(Kong Fanyu)がスーパーファイナルで「バック・フル・フル・フル」と呼ばれる大技を成功させ、102.17点の高得点で優勝しました。2021年にフィンランドのリゾート地ルカで挙げた勝利以来、4年ぶりとなるW杯優勝です。
同じく中国本土の陳美婷(Chen Meiting)が97.45点で2位に入りました。着地でわずかな乱れがあったものの、高い難度のジャンプをまとめ、ワンツーフィニッシュに貢献しました。
2022年北京冬季オリンピックの金メダリストである徐夢桃(Xu Mengtao)が3位に入り、女子の表彰台は中国本土の選手で独占されました。
男子エアリアルでも1・2フィニッシュ
男子エアリアルでは、中国本土の選手がトップ2を占めました。女子に続いて男子でも上位を固めたことで、中国本土のエアリアルチーム全体としての勢いが際立つ結果となりました。
エアリアルとはどんな競技か
エアリアルは、急斜面からジャンプ台を使って飛び出し、空中で回転やひねりを行うフリースタイルスキーの種目の一つです。わずか数秒の間にジャンプの高さ、回転数、ひねりの数、着地の正確さなどが総合的に採点されます。
孔凡玉が決めた「バック・フル・フル・フル」は、後ろ向きに踏み切って跳び出し、空中で複数の回転とひねりを組み合わせる高難度の技です。難度の高さに加え、姿勢の安定や着地の正確さが求められるため、100点を超えるスコアは演技の完成度の高さを物語っています。
ホーム大会で見せた強さと安定感
今大会の結果は、中国本土のエアリアル代表が、女子だけでなく男子も含めて高いレベルで安定していることを印象づけました。オリンピック金メダリストの徐夢桃に加え、孔凡玉や陳美婷といった複数の選手が優勝争いに絡めることが示され、国際舞台での選手層の厚さがうかがえます。
河北省張家口市崇礼の雲頂スノーパークには多くの観客が詰めかけ、地元の声援を受けた中国本土勢がその期待に応える形となりました。ワールドカップの一戦で男女ともに上位を固めたことは、今後のシーズンを占う上でも象徴的な出来事と言えそうです。
これからのシーズンに向けて
今回のワールドカップ崇礼大会での躍進は、中国本土のエアリアルチームにとって、大きな自信につながる結果です。孔凡玉にとっては4年ぶりのW杯優勝となり、ベテランとして再び表彰台の頂点に立てることを示しました。
今後もワールドカップ各地での戦いが続きますが、崇礼での圧勝劇は、中国本土勢が今シーズンのエアリアルをリードする有力候補であることを印象づけました。
Reference(s):
China dominates aerials at FIS Freestyle Ski World Cup in Chongli
cgtn.com








