BWFワールドツアーファイナルズ混合複、中国の馮彦哲/黄東萍が杭州で戴冠
中国本土・杭州で開催されたBWFワールドツアーファイナルズの混合ダブルス決勝で、世界ランキング1位の馮彦哲(Feng Yanzhe)/黄東萍(Huang Dongping)組が同国ペアをストレートで下し、今季8勝目となるタイトルを手にしました。
決勝は「同国対決」──21-12、21-17で完勝
決勝(12月21日、現地時間)は、馮/黄が蒋振邦(Jiang Zhenbang)/魏雅欣(Wei Yaxin)組を21-12、21-17で破り、会場を埋めたホームの観客の前で頂点に立ちました。
第1ゲーム:4-4から主導権を握る
序盤は4-4。蒋がネットにかけた場面をきっかけに流れが傾き、経験豊富な馮/黄がラリーの精度と攻撃の圧で主導権を確保。相手のミスも重なり、21-12で先取しました。
第2ゲーム:10-7の劣勢から逆転、32本ラリーも
第2ゲームは立ち上がりから競り合いに。馮/黄が強い攻めで6-3と先行した一方、蒋/魏が一時10-7と前に出ます。それでも終盤、若いペアにミスが出始めると、馮/黄が16-13から巻き返し。見どころとなった32本に及ぶ粘り強いラリーも挟み、最後は落ち着いて21-17で締めました。
数字で見る馮/黄の今季の強さ
- 今季タイトル:8つ目
- 直近:3大会連続優勝
- ペアとして:ワールドツアーファイナルズ初制覇
また黄は、2018年に(当時のパートナーである)王懿律(Wang Yilyu)と獲得して以来の“ファイナルズのトロフィー”を再び手にした形になります。
ワールドツアーファイナルズとは?
BWF(世界バドミントン連盟)の年間ツアーを締めくくる上位選手による大会で、シーズンを通じた安定感と大舞台での勝負強さが同時に問われます。今回の混合ダブルス決勝は、同国同士の対戦ながら、駆け引きとミス管理、そして終盤の胆力が勝敗を分けた一戦でした。
余韻:勢いと経験が交差した「締めの決勝」
蒋/魏が見せた一時的なリードは、若さと勢いの象徴でした。一方で、馮/黄は劣勢でもラリーの質を落とさず、相手のミスを誘う形で流れを引き戻しました。ツアー最終盤のタイトルは、単なる1勝以上に「シーズンをどう締めたか」を印象づけるものとして、記憶に残りそうです。
Reference(s):
China claims mixed doubles title at BWF World Tour Finals in Hangzhou
cgtn.com








